自分自身でいるということ ありのままの自分とは その2

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2017年07月09日 17:17


本来のあなたを、今の肉体のあなたから推測するのは困難である。よって推測しないほうがいい



このログは前ログからの続きです。お読みでないかたは前ログからお読みください。


あなたがあなた自身であるために、本当のあなたについて、少し考えてみましょう。

    
スピリチュアル情報に長けた方なら、真実の自分というものについて、考察をお持ちの方も多いと思います。

その一つは、あなたには、高次領域のあなたがいて、それはあなた自身と同じ顔をしているが、非常に美しい、というものです。

何一つ欠点のないあなた、というわけです。


しかし、それも、少し考えてみると、未来永劫、不滅の真実ではなさそうです。

なぜって、そもそも私たちは、この地球での人生だけに限っても、前世がたくさんあります。中には数えるほどしかない人もいますけれど、何万年、何千年も前から地球にいる人もいるでしょう。

かくいう私もワンダラーですから、他の惑星から来たマーセナリーである、といいつつも、前倒してこの惑星に降り立ち、経験を積んでいると思われます。

私たちの肉体の姿はその都度違います。日本人とは限りませんし、顔も、体型も、まるで違っていたでしょう。今背の高い人が前世では小柄であったり、その逆もあったりしたでしょうし。

今美人で通っている人も、前世では醜いとさげすまれていたかもしれません。

と言いますか、そもそも、地球人の姿と同じ姿が、元の姿とは限りませんし。

私たちの大半は、遺伝子的に、ヒューマノイドなので、同じヒューマノイドであるプレアデス星人とか、アンドロメダ星人とかが、元の惑星である人も多いかもしれませんけれど・・・。ルーツをたどると、他の惑星から来ている人もいることでしょう。

てか、ワンダラーにいたっては、仕事人として経験があればあるほど、いろいろな惑星を渡り歩いているでしょうから、「元って? んー、いろいろあるんすけどねー」という人もいるでしょうし。




個人的なことを言えば、私自身、カルマ寄越しなどされず、波動状態の良い時は、自分が日本人の姿をしている気がしません。まずもって目の色が黒くなく、ブルーかグリーン、または明るい灰色です。肌の色も西洋的で、体型も違うし、要するに全然違います。

そっちのほうが自己認識として自然なので、元の魂が西洋人に近いと思われます。

付記しますと、西洋人と東洋人、それぞれ、魂のルーツが違うと言われています。

元いた惑星が違うらしいです。

で、あっても、肉体の姿としては、西洋人に近くても東洋人の姿をしているし、

性別だってそうですね。女性に近くても男性の姿をしていたりする人、いますよね。

でも、もっとルーツ的には、どの人も、女性性、男性性を、兼ね備えていると言いますよね。どっちの性で生まれてくるかも、一過性のことにすぎません。

私たちはこの地球での転生で、いろいろな経験をしたいと思ってるので、ルーツに完全に添う形で生まれてくるとは、限りません。

特に、自分のルーツと合わない場に生まれるのは、それ自体がとても大変です。

波動の高い低い、という違いもあるんですが、もう一つ、波動には、波動特性というのがあります。

これが合わないと、人生はかなり大変になるのです。

ですから、東洋人的なルーツを持った魂が西洋人に生まれたり、逆に、西洋人的な人が東洋人に生まれると、人生はかなり過酷になります。



それでも。その「合わない」場に生まれてくることも、何かその人なりの動機があってそうしているのです。

ルーツが西洋人である私の「動機」は、アセンションです。この重要な時期にいるべき場所として、日本を選びました。

それぞれ、その人なりの動機、目的で、その場に生まれ、その姿をとっています。




要するに、

「今の肉体」基準での自分をもって、真の自分の姿を想像するのは、少し難しそうですね。

すべての魂は、高次であればあるほど美しく、また、自分の姿、フィギュアをいかようにもできますから、余計にそうですね。

なので、そういう意味での「自分」は少し脇におきましょう。






さて、こんなことを書いていますと、スピリチュアル情報に長けた方などは、

「自分自身って別に、姿のことじゃないでしょ?」と思うことでしょう。

まあ、そうなんですが、もう少しこの路線で進めてみましょう。

実のところ、自分自身でいる、というのは、至難の業なのであり、

まさにまさに、それをこそ、成し遂げることができさえすれば、アセンションなど思いのままであるということ、

それでいて、ありのままの自分というのを、勘違いしている人が、スピリチュアリストにもかなり多く存在する、ということなんですが。












つまり、ありのままの自分というのが、いかなるものであるか、を、知らないということを、まずは知らねばならない、という話なのです。

でないと、それがいかに困難であるかも、知ることはできないでしょう。







実は、こうした人、今に始まったことではないのです。


泣き、笑い、怒り、その時その時、自然でいること、それが、自分自身でいることだ、

とか、

それが悟りなのだ、

とか・・・・。


多いんです。そういう人。いや、本当に。

そんなことばを残しているお坊さんがいるくらい、昔からいるんです。




ゴールに行くには、まず、自分が「まだゴールにいない」ということを、知らなければなりません。

ゴールに行く前に、そこがゴールだと思ってしまったら、それ以上先に進めません。




本当の意味で、この、自分自身でいる、とは、求道においては、「空」(くう)である、ということなんですが・・・。

この「空」(くう)が何であるか、というのも、誤解されがちというか、そもそも、理解できない人がおびただしく・・・。

たとえば、私の懸案事項である憑依霊TS氏も、その一人で、ご自分のことを「空」だと、お思いらしい。

それを私に言ってから、もうずいぶん経つので、いい加減、気づいたかと思うと、まだ気づいてない様子です。

しかし、考えてみると、彼の基準で言う「空」は、彼の波動域の理解でいうところのそれなので、私から見て、「何で?」という状態でも、彼にとっては「空」かもしれません。

ではそもそも「空」とはなんであるか──を、言葉でなんとか説明しようとしていた時期もあったのですが、

どうも、誰に説明しても理解する人が周囲にいないので、気づきました。

つまり、バシャールさんも言ってるように、ある波動域を理解するには、その波動域を理解するだけの波動域になければならないわけなのです。

ゴールを知らずしてゴールに到達できないのと、同じですね。





と、いったこともありますので、・・・いえ、実際に、「空」を説明しろと言われたら、端的には、簡単なんです。

それはあるエネルギー状態を意味する。

つまり、前に一度ちょっと書いたことありますね。

簡単には、数学的、あるいは理論物理学的に表せるような、

いや、私は数式が大の苦手ですけれど、しかし数式であらわせるような、

その数式とは「状態関数」であると言えば、お分かりになる方もおられるでしょうか。


ウンウン、それを聞きたかった、いや読みたかった、そう来なくちゃ! と思う方もいるかもですが・・・。

大半の方は・・・

何で数式なんて持ち出すの? と、お思いでしょう。

いや、私は言語の人ですし・・・・、数式も言語ですが、こうして書いている、この言語のほうが私にはなじみ深く、また、ニュアンスに富んでいていいと思っています。

私の書いていることを、ニュアンスまで含めて数式であらわそうとすると、膨大な証明になるでしょう。言語のほうが容易です。最近のAIが、人間と同じレベルの言語機能を有してきた、といいますが、行間ににじみ出るニュアンスなど到底表せません。そのニュアンスを、数式に置き換えることはできるでしょうが、それだけで膨大な量になってしまいます。

しかし、そのくらい、本来的には、きわめて明快でシンプルである、と言いたいわけなのです。

ただ、どのような物理学的状態も、結局のところ、それを感知しえて初めて理解できるのです。

あらゆる科学は感覚、つまり直感と実感から始まり、進歩します。ですから、逆に、その数式の背後には、それに至るにあたって、その人の感覚や体験があるわけです。

少し脱線しそうですね、軌道修正しましょう。





ともあれ、空を説明するのはちょっと難しそうですね。理解するな、体験せよ、という言葉もあります。私も、瞬間的には体験します。しかしそれが完璧でないこともわかっています。

私が、自分の期する空に至らないこと、期する空とはなんであるか、どのような状態を指すのかを、「知る」までに、

何千年という時間を割いて、今に至りますから、

このログだけで、この感じ、この体験、これなんですよ、と言っても、分かってもらえそうにはないですね。

分かる方は、「ウン、分かってる。あなたの言葉で読みたいだけ。それで再認識できるから」と思うでしょう。つまり、そういう方は、それだけのベースになる波動の経験を積んだ方であると思います。




そんなことも含めまして、

「あなたとは何であるか」を、もう少し、別の、端的なところから考察してみましょう。













非常にわかりやすい例として、

当ブログの読者の方には、ワンダラー戦士も多いでしょう。で、その方々には、天使グループの方もかなりおられると思います。

天使にもいろいろいますね。別に、ヒエラルキーがあるわけではないけれど、波動域という違いはあります。

一般的な天使、大天使、智天使、そのほか、いろいろな天使がいます。

それぞれはカテゴリーであると同時にグループですね。

たとえばあなたがガブリエルが大好きだというのなら、あなたはガブリエルグループである可能性が高いでしょうが、

では、ガブリエルグループとは何かというと、ガブリエルというのは、ガブリエルという天使の名であると同時にカテゴリーであり、

あなたはガブリエルグループの一員かもしれない、ということです。



ガブリエルは何天使でしょう? 文献によって違います。私はどれも正しいのではないかと思います。

つまり、大天使でもあり、智天使でもある、という具合にです。

それが意味しているところは、ガブリエルは、ガブリエルグループというカテゴリーであると同時に、大天使グループのガブリエルもいるし、

智天使グループのガブリエルもいる、ということです。

あなたがガブリエルであり、あなたのハイアーセルフがガブリエルであるとしましょう。

すると、あなたは、こう思うかもしれません。ガブリエルのチャネラーはたくさんいる。その誰もが、私のハイアーセルフと交信しているというの?

もしそうなら、私のハイアーセルフとは、私自身なのだから、みんな私にチャネルしてきてるっていう、こと?

いえ、そうとは限りません。

あなたがもしもチャネル情報をよくチェックしている人なら、この地球で最も有名なミカエルをはじめ、ガブリエル、ザドキエル、ウリエル、メタトロン、ラファエルなど、多くの天使がたのチャネルを読む機会もあることでしょう。



そして、ふと気づくでしょう。

同じ天使なのに、微妙に言うことが違う気がするんだけど?

内容が間違ってるとか正しいとかいうより、視点が違うような・・・

理由はシンプルです。ラファエルは一つの天使、しかしその天使は一人ではない。

そして、それをまた統括する天使がいる場合もある。

つまり、よく言われるような、「天使の階級」とは、

ラファエル=大天使 とか、

メタトロン=熾天使 とか、

必ずしも限定されない。なぜなら、ラファエルには大天使もいれば、智天使もいるから。ラファエルグループだから。


そもそも天使に名前を付けているのは私たちの側ですから。天使は大勢いて、(大勢と言っても一握りですが)、あなたもその一人かもしれません。そして、あなたがラファエルだったとしても、大天使とは限りません。

天使については、いくつかの参考になる文献がありますが、どれもこのことが書いてありません。なので、ラファエルの階級とは? という書き方になっています。しかし、それが、あるグループソウルであると理解すれば、矛盾して見える文献の記述の疑問が氷解するでしょう。

それを踏まえて読めば、天使研究の文献は面白いと思いますよ。ご興味がおありなら。








天使をルーツに持つ魂ですら、そのようです。

天使は肉体を持たない、と断定するスピリチュアリストも数多くいますが、私はそうは思っていません。

私たち全員が天使をルーツとしているわけではないのですが、天使グループはアセンションサポーターとして典型的で代表的なグループと言えるでしょう。

彼らは天使ですが、それは、宗教概念上で天使とされている魂、とも言えます。

といいますか、私たちは、宗教的な意味合いで天使をとらえがちです。でも、実際には、彼らもある種の宇宙人といえそうです。

バシャールさんは、上述の天使グループとは違うようです。でも、私たちをサポートしてくれていますよね。

彼の姿は、地球人から見て天使とされる姿ではないようですが、しかしその波動域は高く、天使的と言っても差し支えなさそうです。

また、宗教と言えば、多くの神々がいますね。彼らはどうなんでしょう。

霊界の生命体もいるようです。ドラゴンとか竜とかが代表でしょうか? そもそもが肉体を持たない生命体です。

でも、宇宙の中でも肉体を持っている生命体のほうが少ないのかもしれないですね。

天使でも、竜でも、いにしえの人々が観た姿を描写しているようです。つまり、天使の絵とか、竜の絵とか。あれは、後世の人が想像で描いたものもありますが、元をただせば、写生です。実際にその姿を観た人が描いているものが始まりのようです。




そうした、現実にその姿をとっている魂たちもいますけれど、

そうでなく、想像上の神であるケースもあります。

私も、どの神がどう、とまでは特定できませんけれど、菩薩とか如来とか、ヒンドゥーの神々とか、想像上の神かもしれません。

といっても、その姿を観た人たちは大勢います。そうした、人々の間にイメージが厳然とあるような神は、その神を信仰している人に対して、高次の存在が、その姿をとって現れる、ということもあるからです。



また話がそれちゃいましたね。

つまり、あなたのルーツが天使である場合、あなたは天使との会話を、自然に、容易にすることができますし、そのことに畏れや違和感を抱きません。あなたは非常に親しみを感じます。

ちなみに、会話といっても、あなたがチャネラーでない場合は、天使に話しかけても、相手の返事を聞けるとは限りません。

それでもあなたは話しかけるでしょう。妄想癖がある人もいるかもですが、あなたの中の、天使的な波動が共振して、とても心地よくなるので会話をしているように感じる、ということもあります。これは相手が天使でなくても同じです。


では、肉体のあなたには翼が生えているでしょうか? 

あなたはガブリエルのように美しいでしょうか? ガブリエルは、一応、性別が女性とされていますが(天使には通常性別はないのですが、女性性を代表する、あるいは男性性のエネルギーを強く持つ天使もいるので)、あなたが女性とは限りませんよね。


では、

あなたは誰ですか?










これは、分かりやすい例として挙げただけで、読者の方が皆同じ、とは言いませんけれど、

つまり、あなたが仮に天使であるとしても、「私は天使です」と言っても、誰も信じないでしょう。ハイハイ、的な反応で終わるかもしれません。

あなた自身も、冗談半分に言っただけかも。

でも、本当にそうかもしれません。

そうであるなら、あなたはあなたの真実の姿を知らないわけですから、

まずあなたが知らねばならないことは、

自分はまだ真実の自分に到達してはいないということであり、それでいて、うっすらとそれに気づいていて、それに向かっているのだ、ということ
でもあります。





つまり、あなたがあなた自身でいること、とは、


「本来のあなた自身」で、どれだけいられるか、ということなのです。



あなたが今、美しくても、そうでなくても、東洋人でも西洋人でも、中年でも若くても、それは関係がありません。

それはあなたの現実ではないからです。



また、泣き、笑い、ときには怒り、といった、喜怒哀楽の人生を送るあなたも、

真実のあなたではありません。



あなたがあなたでいるためには、

あなたは、まずは、あなたというものが、肉体、そしてその肉体を限定している想念波動というものを、

まるで、果物の皮をむくように、一枚、また一枚とはぎ取って

その奥にある、真実のあなた、その美しく甘い果実を、

あなた自身が見つけなければならないのです。



少なくとも、あなたがアセンションを期するのなら、まずはそのことを知らなければなりません。



当ブログでご紹介している祈りやマントラなどのツール、あるいは手放しなどのメソッドは、

そのどれもが、そのことを成し遂げるために設計され、提供されているものなのです。





バシャールさんは、この地球での転生が、ダリルだと言っています。つまり、ダリル・アンカは、彼のチャネラーであると同時に、前世の彼自身というわけですね。(前世と今生が同時にある、このくらいは、自然に理解していただけますね?)


彼は実にシャープな人ですから、その肉体での経験を通して、私たちに、分かりやすい言葉で語りかけてくれます。


しかし、自分自身でいる、ということが、我々にとって、いかに遥かで困難な道のりの末、可能になることであるかまでは、実感としては理解できないでしょう。


ワンダラーの私はまさにその困難さの真っただ中にあります。


しかし、困難だからできないとか、無理とか、いう話ではありません。





私たちが、可能な限り自分自身でいる とは、

常に、可能な限り、間をおかず、常に、自分自身へと回帰するための旅を続けているということ、


常に、それに向かっている状態でいるということ、

この、「進んでいる」という状態が、常態であること、なのです。



一つのところに、根を降ろして、停滞している、というのではなく、


自分自身というゴールに向かい、進んでいる状態というのが、

波動的にも、最も励起的であり、高揚している状態であるわけです。



それを続けることで、アセンションは、よりスムーズに、速やかになされるでしょう。




これが今の時期、特に重要であるのは、このブログでも述べてきた通りです。



祈りや瞑想は、そのためのツールです。

宗教も、本来は同じです。

それを成し遂げるためのツール、道具、方法です。

道具も方法も、あなた自身ではありません。どの道具を使うかにこだわる人もいますが。



しかし、今は目的に向かって、とにかく進みましょう。

進んでいるという状態において安定しているとき、

あなたが、ともあれ進み続けている時、

それが、あなたが、あなた自身でいる、可能な限り自分でいる、ということと言えそうです。



いつかあなたが本来の自分に回帰した時には、「これが自分」と考えていた自分が、ただの着ぐるみだったと気付くでしょう。






今、暗黒波動が執拗に攻撃的な波動を、私たちアセンションサポーターに送ってきており、

それは、アセンションの波動の臨界点を超えようとする者に対して、もっとも執拗で壮絶です。

だからこそ、この時を、めげずに進みましょう。なぜなら、暗黒波動の抵抗が過酷なまでに執拗であるとは、あなたがアセンションサポーターとして、いかに重要人物であるかということだからです。














   




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