罪悪感からの脱却
望むものを得るとは、何かをつかむことではなく、得ることを阻んでいるものを手放すことである。あなたが罪悪感から脱却することが、世界をアセンションへと導く。
光の皆様、いかがお過ごしでしょうか?
この記事はシリーズになっていますので、お読みでないかたは、読んでない記事から順次お読みください。
眼が不調だって言ってたのに更新順調ね、とお思いの方もおられるでしょうが、波動状況をかんがみて、少々頑張っています。
体調は、よくなるというより、眼以外も不調になっているんですが、その原因が、読者の方の一部から噴出しているカルマ波動と思われることも、わかっています。前回の記事でも書きましたが、その後も、処理しきれないほどのネガティブ波動がこちらに来る状況が続いており、根深いものがあるようです。
これは、その方々が、欲望にまみれた方々だから、とは限りません。光の方々の内部に、潜在的に眠っている、ネガティブな想念が呼びさまされたのではと思われます。
心清らかな方、アセンションを志す高貴な意思をお持ちの方ほど、自分の中のネガティブを罪悪視し、フタをしてしまい、かえって抱えてしまっているケースもあります。そうした事情もあるのかもしれません。
それは眠らせておけばいいわけではありません。出して、手放し、消さなければいけません。
その意味で、この一連の記事は、アセンションの低空飛行問題に、一石を投じていると思われます。
(前回の記事ですが、、11~12日以降に、補足入れました。もしもそれ以前にお読みになっているなら、読み直してみてくださいね。)
ここまでを少し整理しますと、
前回お話したように、現在の、地球人類のアセンションは、どこまで、どの程度の数の方が成し遂げられるか、きわどい状況にあります。
繰り返しになりますが、地球さんの上昇自体は非常に順調、ここは変わりません。
私も順調についていっていたのですが、平和の祈りの会で、かなりな低レベル波動を観じ、それを処理するという宿題を抱えて帰る結果となりました。
この状況が、アセンション的に少々際どいと思われたため、当ブログでも、波動の底上げをする記事を書き始めたところ、さらに真っ黒なカルマ波動が来て、私は、当ブログの読者の方々の状況も、全員が一様に順調ではないと悟りました。
さらに記事を書きすすめるうち、祈りの会の方々も、当ブログの読者の方々も、同じ問題を抱えていると確信いたしました。
これは、恐らく経験豊富なワンダラーである者、地球人類を長く経験している者でないと、気づきにくいことです。上位神霊がたや、上空から見守っている宇宙人さん方など、高次元波動域の方々には、全体としての波動状況は見えているでしょうが・・・。
それでいて、光の皆様なしには、世界が今持ちこたえてはいないだろう、と思うくらいに、皆様の波動の高さ、光の強さは格別です。
換言すれば、皆様の中で、高い波動のほうはますます軽く、低い波動のほうは、エンエン重いまま、という、波動の二極化みたいな状態を抱えている、と思われます。
上位次元へと昇るだけのポテンシャルである光を蓄える一方で、重りを捨てられずにいるわけですね。
この状況を作りだしている最大の原因が、スピリチュアルと、物質世界とを、分けてとらえている、ということではないかと考えております。
光の次元と、物質世界を、無関係と切り分けていては、アセンションはうまく、スムーズにはいきません。だって、この物質世界から、持ち上げていかなければならないのですから。私たちは自分の物質レベルを昇華して、上位次元レベルに行くので、物質世界をカンケイなし、と背を向けるわけにはいかないのです。
このところ書いている、物質的な成功、というのは、その意味で、重要です。
たゆみなく祈り、この世界に光を呼び込んでいる皆様であればこそ、これが最終課題だと思っていただいてもいいかと存じます。
繰り返しますが、物質的な成功は、スピリチュアルにおいてなされなければ、アセンションにはなりません。
物質主義者や、一見スピリチュアルなエセ・スピリチュアリスト、「ムードだけは神秘的」な商売人が、いくら物質的に成功しても、アセンション的にはほぼ無意味です。(もちろん、詐欺などの犯罪や、周囲に悪影響があることでないなら、ご本人が幸せになるのはいいんですが・・・。)
光の皆様が、あまりにも「そんなことどうでもいい」と思っているのが、ここにきて、少々裏目に出ているのでは? と思うのです。無欲恬淡とした、高度な光の方に限って、そういうことに興味がないんでしょうね。
それと、スターシードなど、生まれながらにして波動の高い方がたも、物質世界での成功が遠く、苦悩してらっしゃるんじゃないでしょうか。
持って生まれた清らかな心や、波動の高さが、周囲の低い波動とのギャップから、ストレスとなり、カルマ想念がうまく処理できない方々です。
そんなわけで、このシリーズをつづっているのですが・・・、
ちなみに、ここでいう「成功」とは、名を成すとか、財を成す、とか限らず、あなた自身が、この物質世界で、楽しく、心安らかに、生き生きしてくらす、というような、あくまで「あなた基準」の成功です。大金持ちや権力者を指して、成功者と言ってるわけではありませんよ。
スピリチュアルにおいて、物質的な成功がなされると、あなたの人生が安楽になると同時に、アセンションはスムーズになり、そういう方が増えると、地球人類のアセンションミッションは成功します。こういうの、一石二鳥って言うんですかね?
そういう意味合いで、物質的な成功、というものを捉えてください。
中でも、多くの方にとって、ネガティブな想念と、最も強固に紐付されてしまっているのが、経済、つまり財と富に対するネガティブな想念であり、言い換えれば、これを手放すことがアセンションのキーファクターになると考え、このテーマでつづっています。
記事を書き始めてからの波動状態を見るにつけ、この観点に確信を強めています。
そういったことを踏まえて、このシリーズを読み進めていただければと存じます。
なんだか大風呂敷なようですけど、最終的にやることは簡単で、スピリチュアルである方ほど楽しいと思いますよ。マントラですが、昨年のマントラを、少し変えます。
と、こう書きますと、読者の方の中には──特に若い世代の方、インディゴやクリスタル世代の方などは──「はあー? じゃ、マントラだけ教えてくれればいいですけど! 前フリ、何のために要るの?」とか思うかもしれません。
ですが、これは前フリではありません。どうしてそれをするのか、という理解、つまりあなたの頭の中に「インフラ」を作らないと、マントラだけ教えても、ほとんど効果的に作用しないのです。つまり、思考の上でのセオリーの理解とは、波動のインフラなのです。
あなたの中に十分にそれが形成されたなら、一見何でもなさそうな言葉からなるマントラは、あなたの中で、強力に作用します。
つまり、そのマントラは、あなたが唱えるからすごいのだ、という状況を作り出す必要があります。
事実、昨年、似たテーマで書いた時も、わかってくださった方、マントラで効果を得てくださった方はわずかでした。
その方たちですら、ともすれば、欲望が頭をもたげ、波動を下げてしまいそうになるでしょう。マントラは、欲望を刺激して叶えるためのものではなく、むしろ、その欲望をかき消すためのものですし、そうでなくてはなりません。
欲望を消し、執着を手放すことで得られるものこそが、本当の意味で得たものなのです。そうやって得たものなら、もうあなたから離れたりはしないでしょう。
財と富に関する、読者の方々のネガティブがいかに根深いかを、私は今この瞬間も観じています。光の皆様にあってこの状況ですから。だから言葉を変え、視点を変え、解説しています。
長い時間をかけて、あなたの中の、経済に対するネガティブは形成されていますから、これでも駆け足すぎるくらいです。
今回もぜひ、飛ばし読みせずに、よくお読みになってくださいね。
さて・・・。
前回は、「好きなことで暮らしたいが、芽が出ないのは、波動が合っていないからなのか?」というところまででした。前の記事をお読みでないかたはそちらからお読みくださいね。
先に結論から書きますと、そんなことはありません。少なくとも、そうとは限りません。
大体、好きな事がある、って、それ自体福音ですよ。
大抵の人は、そういうものに、なかなか出会えません。若い人だけじゃないですよ。年配でも、出会いが訪れてない人の方が沢山いるでしょう。
それが、本当にあなたが出会うべくして出会ったものであるか、あなたがそれと波動が合っているかどうか、というのは、一般には、「素質」とか、「資質」とか呼ばれると思いますが・・・。
自分が、波動的に合っているかどうか、判断する、最も簡単な指標は、あなたが、「芽が出ようが出まいが、何年経っても、いつまででも、それを続けている」、ということです。
もちろん、それが、フリーランスの仕事か、サラリーマンか、ということも、関係ありませんよ。今の勤めが大好き、というなら、それも、波動が合ってるわけですから。
私自身はこの点では近年まで勘違いをしており、サラリーマンというのが波動的に合ってる、というのがわからなかったんですが・・・それは私自身が、周囲の何も気づいてない人たちから常に常にカルマ寄越しをされ、ドロドロの波動を浴びせられてしまうから、という事情があるからでしょう。
とにかく、あなたが、その事に喜びを感じて、ずっと続けているなら、波動的に合っていると言えると思います。
ただ、一点だけ注意しないといけないのは、波動的に合っているというより、それに中毒になってしまっている状態です。これはむしろ、合っているといってもネガティブ波動と整合してしまっています。
たとえば、前回書いた投資も、ハマってしまってるなら、そう(というかすでに投資でない)ですし・・・。ギャンブルもそうです。ギャンブルでもうけられる人もいるんでしょうけど、大抵は、ハマりこんでいる状態ですよね。カジノで確実にもうけている人は、カジノのオーナーくらいでしょう。
それにハマって抜けられない人、いますよね。好きだから続けているからいいと言えるかは、なんとも言えないところです。それはあなた自身の波動と合ってるんじゃなくて、むしろ、ネガティブな波動のトラップにハマりこんでる可能性もあります。
ここの判断は、少々難しいかもしれません。私自身なら、私自身の波動状態で区別しますが・・・、それがムリなら、むしろ、一歩下がって、自分を客観的に見つめるしかないかもしれません。
ともあれ、波動が合っていながら、それによって思うように報酬が得られない、というパターンもあるというわけですね。
この場合、ネガティブな想念が、合っているはずのものを、遠ざけてしまっています。
これが二番目のポイントです。
この、好きなことを仕事にする、つまり、それで報酬を得て、それで生活する、ということが、なかなかできない人に、よくあるのが、好きだけど仕事にしない、という人です。
こういう人が、かなり沢山いると、私は見ています。
「好きだけど仕事にしない? 違うよ。好きだから仕事にしないんだ。仕事となると、色々しがらみも多いしね」
という話も、よく聞きます。
まあ、趣味の程度で、そもそもそれで暮らしていけるほどのスキルが無いのならわかりますが・・・
十分にスキルがある、少なくとも、その人よりもスキルが無さそうなのに、それを仕事にして、良い暮らししている人もいるのに、なぜか、仕事にしようとしない人、いますよね。
まあ、それでもいいんですが、ただ・・・
そういう人の中に、しばしばあるのが、それを暮らしの糧にすること、つまり、報酬を得る事を、否定的に捉えている観念です。
報酬を得ることを否定的に捉える観念は、ネガティブです。
ここを見誤ってる方が、多いのではないかと見ているのです。
スピリチュアルな人も、好きな事でお金を得るってことと、スピリチュアルとを、切り分けて、別個のものとして考えている方が多いようです。
つまり、物質的な成功というのが、スピリチュアルではないと思っているわけですね。
その人の内心はわかりませんから、別にその人が満足ならいいのですが・・・。
問題はこの点で、表面でどうであるかではなく、内面です。
ご本人が、潜在意識のレベルでどう捉えているか、ということです。
物質的な成功に興味がない、ということと、ネガティブかどうか、ということは、実は、本質的には関係がありません。
それについて、ネガティブな想念を掴んでいればネガティブですし、つかんでなければ、スピリチュアルなのです。
好きな事を仕事にしない方が好きだ。その方がずっと楽しい、というのなら、それでいいのです。
一方、口ではそう言いつつ、本当は、好きな事を仕事にしたい、それで暮らしたいのだが、何らかのネガティブな想念に邪魔されてできない、というのなら、それは、ネガティブです。
問題は、この点です。物質的な成功を、否定的に捉えているのであれば、その人は、ネガティブです。
好きな事で、なかなかお金を得られないのは、波動的に合ってないからでもなく、
好きな事でお金を得るのが、間違っているからでもないのです。
あなたの中で、お金を得る、ということを、否定的に捉える想念があるのです。
つまり、好きな事は、あなたの中で、とても神聖なことなので、
その一方で、お金というのは、神聖ではないものと、あなたはとらえているので、結び付けたくない、という観念があるのです。
お金が神聖なものじゃないかどうかは、お金が決めているのではなく、あなたが決めています。
そして、「仕事にすると、しがらみが多くて、好きな事が楽しくなくなる」という事態も、確かに、起こりがちですが、
これも、仕事として報酬を得ることに対する、否定的な観念の現れです。
そういう観念の無い人は、好きなことで報酬を得ることが、喜びになります。
これら、財と富に対する、否定的な観念の本質は、
ほとんどの場合、「罪悪感」です。
罪悪感には、必ずといっていいほど、他者との関わりが関係しています。
それに対する、他者からの妬みや、恨み、否定的な観念、あるいは、そういう観念で見られるのではないかという「恐れ」が、罪悪感となります。つまり、罪悪感は、恐れから派生してきます。
あらゆるネガティブは、その根っこをたどっていくと、必ず、「恐れ」と結びつきます。
なかでも罪悪感は、特に、良心的な人や、完璧でありたいと願う、自分に厳しい人を、苦しめます。
相当に波動レベルの高いスピリチュアリストであっても、
この「罪悪感」「恐れ」は、実に厄介なネガティブです。
ことに、スピリチュアリストは、心が洗われてくる過程で、さまざまな想念を湧き上がらせてきますので、
まだまだ自分は清らかではない、という罪悪感が強いのです。
そういった事を背後に抱えているがゆえに、物質的に貧しくあろうとする人も、数多くいます。
こうした人は、お金を罪悪視します。
お金に、自分の罪悪感を、転嫁しているのです。
だから、あえてお金に背を向け、貧しくある事で、罪悪感から解放され、安堵の息をつくのです。
でも、そんなかたちでの罪悪感からの解放って、何だかさびしい気しますね。
お金は、実際は、何でもありません。無垢な波動です。何にでもなります。あなたが、それをどうとらえるかで、きたなくもなり、美しくもなります。それであっても、お金そのものがきたなくなる事はないのです。あくまであなたの中で、きたなくなることもあるという話です。
一方で、暗黒波動域の人々が、なんのてらいも抵抗も感じず、お金を、欲望にかまけてかき集めている姿が、たいそう浅ましいので、
余計に、お金そのものがきたないように錯覚し、罪悪視する観念は強まります。
これは、暗黒波動に幻惑されて、お金の亡者ではなく、お金自体を憎むようになる、典型的なパターンです。
これを手放さない限り、あなたが、どんなに波動的に合っていることがあっても、それによって十分な報酬を得る事はないのです。
ところで、賢明な方は、ここで気づくかもしれません。
「それなら、株も同じじゃないか?」と。
「株とかの投資が大好きで、波動的にも相性がいい。でも、罪悪感のせいで大損したって人も、いるんじゃない?」
全くその通りです。
波動的に相性が良くないから、儲けられないのかもしれないけど、
波動的には合っているのに、利益が出ない人も、同じパターンと言えます。
ただ、働いて得るのと、株などの投資で得る、というのは、どうも違うんじゃないか・・・、と感じる人も、おられるかもしれません。
一つ、違うところはあります。
大抵の人にとっては、投資でもうける方が、困難だということです。
え? なんで? 毎日働いて稼ぐほうが大変じゃないか。株なんて、売ったり買ったりでしょう?
という方、少し考えてみてください。
読者の皆様は、株など投資は嫌い、という方も少なくないでしょうが、それはなぜでしょう?
答えは簡単です。簡単にもうからないからでしょう?
前回の記事で、暗号通貨をわずかばかり買ったことを書きましたが、同時に、買ったのが最近であった事、少額しか購入してないことも書きました。
正直、そもそも資金が無いからというのもありますが、自分には自分の「分」というものがあるので、相応なところかと思っています。
自分がもうけられないからと、暗号通貨自体をバブルと批判する人もいますが、私の場合は、そうではなく、自分の分相応なことしかしないから、というだけです。
また、暗号通貨に注目したこと自体が最近であった事も、波動整合と関係しています。もし、もっと波動的に整合している人なら、何年も前に注目していたでしょう。逆に全く整合しない人なら、注目どころか、今時点でもほとんど知らないでしょう。
実際、暗号通貨で大儲けした、という人もいるようですが、その人たちは、元の投資額が大きいか、少額だけど、何年も前に安く買っている人たちです。
私を含め大多数の、つい最近買った人と、何年も前に買った人は、買った時点の額がすでに違うわけです。
もうこの時点で、その、何年も前に買った人が、ごくわずかだったことは、お分かりですよね。
今後いくらに上げたとしても、そうした、ずっと前に買っていた人とでは、元の購入額がまるで違うんですから、当然、利益もまるで違いますよね。
暗号通貨全体で見てもそうです。ましてや、そのうちの特定のどの通貨がどうなるか、わからないですよね。
信頼できそうなサイトであれば、どれほどご本人がその通貨が上がると信じていても、「これは個人の見解だ」という意味のことが、サイトのどこかには書いてあると思います。
株だってそうですよ。どの株が上がるか、わからないでしょう?
投資というのは、いつ時点で、何に注目するか、が左右します。いくらを、いつ売るか、買うか、も勿論です。こうした事に、運でなく実力で向いている人は、僅かと言えますし、運だけの人もわずかです。
そういえば、昔、アメリカで、ゴールドラッシュってありましたね。あれで一番大儲けしたのは、一儲けしようと集まってきた人たちを相手に商売して成功した人たちです。
株とかでも、証券会社の人が、どの銘柄がいいとか、この金融商品がいいとか、いろいろ分析したり、情報をくれますよね。
で、ある人が「そんなにそれで儲けられると思うなら、なぜあなたがそこでサラリーマンやってるのか?」と質問したそうです。
相手は答えなかったようですが・・・でも、もう皆様も、答えはお分かりですね。
サラリーマンでお金を稼ぐほうが、株や通貨などでもうけるよりも、簡単だから。しかも、一般的な会社勤めは、元手は自分の身一つですよね。投資には元手が必要です。
株で、一ヶ月で10万儲けようと思ったら、100万の元手で、ひと月に10%上げてくれないと儲かりません。
でも、一ヶ月で10万稼ぐのは、ちゃんとした勤め先が見つかれば、そう難しくないでしょう?
そんなわけで、株などの投資で儲ける方が、一般的に困難です。
でも、前回も書きましたように、これは万人共通ではないです。
上記の証券マンの話で言えば、「私はもうけられなかったけど、あなたはもうかるかも」と言ったとしたら、「自分がもうけられなかったくせに、なんていい加減な話だ!」と思うかもしれません。でも、本当のところはそうです。人それぞれの波動に応じて、何で利を得られるかは違いますから。
逆に、「私はこれで大儲けした。あなたも儲かる」と言われたとしたら、そちらの方がいい加減かもしれません。
でも、「だから投資なんて!」と、何でもかんでも批判している人も、いい加減だったりします。ろくに知識もなく、知識を得ようと努力することもなく、ただ批判している人です。知らないなら知らないでいいけど、なぜ批判するんでしょうね。
ともあれ、おおかたの人にとっては、投資でもうけるのは困難で、働いて稼ぐほうが容易と言えます。
しかしこれは、アセンションのためのサイトですから──「なるほどねぇ」で終わりというわけにいきません。
なぜ、好きなことや投資でもうけるのは困難で、普通に勤めて働くほうが容易に稼げるのか、考えてみましょう。
働く、ということを、スピリチュアル観点から見ると──観点というより、それこそが真実ですが──
働くということは、罪悪感からの解放なのです。
つまり、あなたが10万円分働いた、と思えば、あなたの魂、潜在意識は、10万円分の罪悪感を手放すので、10万円得られるのです。
たとえ話でも、寓話でもなく、これが科学的真実です。
労働というのは、あなた自身の、魂へのエクスキューズなのです。
株でもうける人も、前世で労苦を経ていると書きました。これも、その人の、罪悪感を手放してる分の報酬を得ています。
だったら、大富豪は、物凄い手放しをしているっていうこと? と思うかもしれませんが──、いえ、そうとは限りません。
欲望と執着で、人々から搾取して大儲けしている富豪は、確かに罪悪感などないように見えますが、彼らは、まだ波動レベルが低く、物質波動レベルに近いのです。
大富豪が全員ではないですよ。搾取とか、何かネガティブな行動を取ってお金をかき集めている類の人たちです。
こういう人は、波動がとてもゆっくりなので、魂が鈍いといいますか、罪悪感を感じるまで、かなりなタイムラグがあります。大抵は、来世に持っていきます。なので、来世では、人から搾取した分、罪悪感、または恐怖感を抱えて生まれてきます。尋常でない搾取を行って尋常じゃない大金持ちになってたなら、尋常じゃない貧乏に生まれる、という具合です。
こういうタイプの貧しい人というのもいますし、そうでない人もいます。
お金持ちが魂的に色々であるように、貧しい人も、色々です。
そうでない貧しい人というのは、魂が、これまでの転生でのカルマの清算に入っている人とか、そういう過酷な経済状態を経験することを選択した人です。
また、単に、魂が幼く、罪悪感に幻惑されている人もいます。
このように、一見、同じように富んでいても、貧しくても、魂の来歴はさまざまです。
話がそれましたが、ともあれ、この、罪悪感などのネガティブを手放すことが、あなたが望みを叶えるために──あるいは何かの望みを叶えるために財と富を得る事も含め──
とにかく、唯一必要なことなのです。
つまり、それこそが本当の「対価」なのです。
あなたの行う労働も、あなたが、あなた自身の魂に、望みを叶えることを許すための、対価です。
許す──つまり、罪悪感、恐れなどから、あなた自身を許す事。
誰でもない、あなた自身が、あなたを許す事──。
これだけが、本来、本当の本当の意味で、あなたが望みを叶えるために、必要とされる、唯一のことです。
この事実は、非常にシンプルな、あることを示していますね。
次回はさらに踏み込んでみたいと思います。
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