ゼリーの海

私は常々いわゆる「ビジョン」と、夢を区別してきた。稀に霊夢も見ますが、大抵はビジョン。つまり睡眠中というより意識はある状態で見る映像だ。


けれども最近の夢はほとんどが世界の状況、自分の周囲の状態が映像化されたものである。

普通の夢判断と違うのは、それが象徴的で解り易いということだ。一般的な夢判断が比喩的だったり暗示的だったりするのは、顕在意識と潜在意識とに距離があるからだろう。


私は波動状態、つまり「潜在意識」を極めて具体的に感知しているせいか、最近は夢もビジョンもそう大きな違いがなくなってきた。





実のところ、人というのは、潜在意識ではほとんどすべてを見通している。自分のことも世界のことも将来のことも全てわかっている。

ただそこに手が届かない(かくいう私も、わかるのは現在の波動状態ならゆくゆくはこうなる、ということくらいだ)。自分の内側の、深い深い部分に手を届かせるのが、アセンション(上昇)とは、不思議なものだ。



さて、昨日の夢は奇妙なものだった。

ゼリー状の海の中、沢山の人が身動きできないままに波の中にいる。それが何キロもずっと続いているのだった。

彼らはどこに行くのか、どうしたいのか、私は彼らを眺める一方で、自分もまたその海の中にいるのだが、彼らのように身動きがとれないというのとも違う。それでいて、彼らが一体どうしたいのか、私に導かれて上昇したいのか、そこにそのまま捕らわれていたいのか、わからない。

私の元に来たさまよえる魂たちは、私の波動に触れるとそのまま上に昇って行くのが本来だが、それができないままでいる。

そしてがんじがらめの牢獄というわけでもなく、その気になって手足を動かせばいいくらいにはゆるいゼリーの中で、彼ら自身が、本当はどうしたいのかという意志が定まらず、波動の中でどこにもいかずにとどまっている、そんな感じだった。

私は彼らをどうすることもできずに、ただ彼らの意志が定まるまで待つしかないのだろうか。私自身がゼリーの海そのものなのかもしれない・・。

つまり私は彼らを即座に上位に押し上げるだけの波動状態にまだない。

それでいて、彼らを背負い込んでどうにもできず、押しつぶされそうにもなっていない。時間をかけて彼らを上昇させることになりそうだ。



もちろん、どっちつかずの彼らを見捨てていくという選択肢もないではないが・・・

でも・・・

一夜明けて本日、いつも通り休日はのんびりしながら・・・しかしお日様が出ていないので、洗濯を少しだけして、あとは買ってきたお菓子を食べながらまったり。

最近お気に入りの海外ドラマを見ながら眠ってしまった。

目が覚めると、ゼリーの海の人々のことを考えた。

いくらか自信が湧いてきていた。私の波動は世界と同期し、うねりを再開している。

このまま順調に波動を高めれば、振動が増して、彼らを上位側に押し上げられるだろう。

向こう側に行った人々が、私に手を振っている場面を、年に数回見ることがあるが、

今回のこれは、向こう側に行きたくて私という道標を見つけた人ではない。

どちらともはっきりした意志が定まらないひとびとを、ディレクションしてゆく・・・。新しい仕事を始めたように感じた。

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