ネガティブを手放さないでアセンションしたらどうなるか、再認識しておきましょう
高貴なる光の皆様、いかがお過ごしですか?
前回は2020年の波動の様相についてお話しましたね。少々厳しい局面ですが、この状況で波動を照準できるようになっていければ、われわれが選択する未来は大きく変わるでしょう。頑張りどころですね。
それとチップ応援のお願いもさせていただきました。お応えくださった方に、まずお礼を申し上げます。ありがとうございます。
その一方で、応援してくださる方の少なさには脱力しました・・。今までも決して多くはなかったのですが、今回はこのままブログを続けていくべきかどうか、考えさせられるほど僅かでした。頑張って書いても、ほとんどの方にとっては単なる行きずりの読み物のようです。
チップ応援をスルーする人が多いのは、当ブログの記事の奥深さや波動上昇の実効性を理解している人が少ないからでしょう。この局面がどれほど重要か、どれほど当ブログが他のブロガーや発信者にはできないことをしているか、分かってくださったらスルーすると思えませんので・・・
このところ特に私は、ブログで波動が低下するくらい多大なエネルギーを注いでおり、自分の本業がお留守になっています。世界が非常に厳しい局面なので、それでも頑張ってきたのですが、甲斐がないのであれば、自分の波動を下げてまで続けることもないのではないか・・・と考えさせられたのです。ブログをオープンにしている限りは波動的影響がこちらに来ますので・・一度クローズしたほうがいいのか・・。
でもそれも、一握りの応援してくれてる人のことを思うとちょっと気が咎めるし・・。
あれこれ考えた末、更新のタイミングを変えていこうと思います。
来年は記事更新のタイミングを変える予定です
考えたら、今まで少し頑張りすぎたと思います。
当ブログの更新は、現在のところ、不定期とは言いつつも週一回程度を目安にしております。これはスピリチュアルなブログ(ただのお知らせブログや受け売りブログでなければ)としては頻度が多い方です。
私が信頼性があると思ってときどき見ているチャネラーの記事も、月一回程度です。
とはいえ、自分まで月一回に限定するつもりもないんですが・・・、
来年は、文字通り不定期にしていこうかと思っています。
私もある種のチャネラーと言えます。世界の波動の様相を感知してお伝えしている人はそういないでしょう。そればかりか一般的なチャネラーよりもエネルギーを注いでいます。情報のみならず、ではどうしたらいいかも具体的に解説し、マントラ、地球マカバなど高度な波動ツールを提供し、なおかつ記事から波動を発信し、同時瞑想をリードし、湧き上がるネガティブも処理しています。うぬぼれではなく、私のレクチャーを本当に理解でき実践できたなら、文字通り人生を変えてしまえるでしょう。それだけのポテンシャルを、波動的にも、内容的にも秘めたものを提供している自負はあります。
私がそこまでブログにエネルギーと波動をそそぐのは、一人でも多くの人が高度なタイムラインに乗ることが、世界にとっても個人にとっても、その先の未来が全く違ってくるからだということは何度も述べてまいりました。
世界の命運が、依然として、非常にきわどい局面にあることもです。
高度なアセンションがどれほど価値があるか、お分かりでない人がまだまだ多いと思います。
でも、あくまでご本人次第ですから、強制するわけにも参りません。
ただ、ここのところ本当にハードで、週一の記事に一週間かかってしまうこともあって、要するにブログにかかりきりで、本来自分がすべき仕事のほうがお留守になってました。
上から目のつもりはないのですが、ブログを書くためには読者の方々に合わせて波動を下げることにもなります。それに見合う手応えがあるならと思ってきましたが・・、少しは自分自身の波動を上昇させる方にも意識を転換した方がよさそうです。
考えたら当ブログの主旨からすると、更新頻度が多いのも良し悪しですよね。情報や読み物サイトと同じに扱われてしまうようです。
記事と呼んではいますがレクチャーですから・・。私ができる限り平明に、例え話を織り交ぜ、ひらがなを多くして書いてるので、簡単に読んでしまう人もいるかもしれませんが、内容は深いのです。じっくり精読し実践していただきたいところ、なまじ更新頻度が早すぎて、前の記事のキモを深く理解しないまま、最新記事に気が行ってしまったりするかもしれません。
ただ、記事の内容によっては続けて書くつもりです。
来年以降は、週一の頻度で記事更新しない時があっても気にかけないでください。続けて書く時は書くし、書かない時は書かないで自分のことに集中しようと思います。文字通り不定期ということです。
今月のエポックポイント
記事には、エポックポイントをお知らせするという役割もありますけど、それも、これまではその日近くなったらお知らせしていましたが、簡略化して、前もって大体のところをお知らせしようと思います。
もっとも、慣れてる方は、お知らせしなくてもお分かりでしょうね。
今月ですが、12月12日、従前どおりタイムゲートと目しています。例によって同時瞑想は行いません。ご自分で波動を照準してみてください。
尚、ゾロ目をタイムゲートと目するのは来年も続ける予定です。これまでは毎回お知らせしてきましたが、もうお慣れになったでしょうから、こちらでお知らせしない場合も、意識されることをお勧めします。
また、ご存知の冬至が12月22日にあります。それと、12月26日に日食があります。
冬至は同時瞑想のお声かけをする予定でおります。日食は同時瞑想の予定はありませんので、ご自分で波動を照準してみてください。
日食での同時瞑想をしないのは、冬至の直後だからです。
同時瞑想のあとには、私は波動的フォローという仕事があります。今回の日食は、冬至の同時瞑想の後の、波動処理をしている真っ最中となるでしょう。
昨年以降、波動の湧き上がりが凄まじいので、後処理にも日数を要します。ですので、続けての同時瞑想はしない予定です。
しかし、タイムゲートも食も、パワフルな波動の降臨が望める時ですので、意識してそれを享受されるのをお勧めします。
冬至のカウントダウンは後日の記事に貼る予定でおります。
日食は、余裕があれば日時をお知らせしますが、他の方とタイミングを合わせる必要はないので、ご自分でもチェックしてみてください。日本では部分日食ですが、海外では金環日食になります。日本で見える時間かどうかではなく、天体配置のエネルギーです。その間はパワフルです。
ネガティブを手放すことの大切さ
前置きはここまでとして、本題に入りましょう。
前回はシャーデンフロイデについてと、内省の大切さについて解説しました。
この種の心理的なアプローチは、タイムラインの変革にとても大きな効果があります。潜在意識の変革というと、ポジティブな観念を刷り込むことに目が行ってしまいがちですが、ネガティブの掘り起しを見過ごしているために、波動の進捗が滞ることがよくあるのです。
その過程では少々辛いかもしれませんけど、放置しておけばいずれ災難となって降りかかるものを、事前に浄化してしまえるのです。
次回以降、また別の典型的なネガティブに焦点を当てるつもりですが、その前に、ネガティブの手放しの重要さについて、少しおさらいしておきたいと思います。
ネガティブを手放すことが、確信に繋がり、頭上の壁の突破口にもなるのだ、という話はしましたね。
では、ネガティブを手放さないとアセンションできないのか、ということについて、もう少し解説してみようと思います。あまり考えたことがない方もおられるのではないでしょうか。
これまでも、ネガティブを抱えたままではアセンションできません、と何度となく述べてきました。
しかしネガティブを完全に手放すって、ちょっと気が遠くなるし、そこまで徹底してやらなきゃいけないのか? と思う人もいるかもしれません。
これは科学の法則と言っていい単純な話です。アセンション、つまり上位次元に行くというのは、その周波数レベルの世界に行くということです。ネガティブは、形としては色々ありますけど、総じて低い周波数の想念波動です。高い周波数の世界で共存していることができません。したがって上昇の過程でいずれは抹消されなければならず、抹消されないのであれば、その周波数域には行けないというだけのことです。
本格的な次元上昇の前に、すべて手放してなければ上昇できないわけじゃないにしても、最終的には手放す必要があるわけですね。
高位のアセンションなら尚更ですが、今のうちに、可能な限りほとんどすべてのネガティブを、あなたという「場」から消してしまうことが前提です。ですから潜在意識に眠っているネガティブもいぶり出さないといけません。
私が盛んにお勧めしていることですね。これは、あなたという場から、低い周波数成分を消して、高い周波数成分に集約させることでもあります。
では、それをしていないままで、昇っていくとどうなるのかなんですが・・・。
まずその前に、アセンションした世界ではないけど、肉体世界よりも少しスピリチュアルな、霊界とか幽界とかについて考察してみると分かり易いかもしれません。
何だか特に楽しくなさそうですね・・
肉体世界での転生のサイクルを卒業していない人が、肉体上の死を迎え、肉体から離れますと、まだ神界までは行けないので、いわゆる幽界とか霊界に行きます。肉体界への未練から浮遊霊になったりする人や、地縛霊になったりする人もいますが──魂とか輪廻転生を信じていないと、そういうことになりがちですが──、それがなかったら、低いレベルの想いの世界に一旦戻ります。
私にはこの辺の世界の区別がよく分かりませんけど・・、そもそも幽界とか霊界とかも名称で、明快な区別はないのかもです。区別がないというか、厳然とした区別はあるんですけど、その人の波動域に応じて、それに見合った世界に行きます。幽界は想念が描き出した世界のようです。肉体界も想念が描き出してはいますが、もっと精妙でダイレクトです。霊界にも下層と上層があるし、本当にそれぞれといった感じらしいです。(ちなみに地獄界というのもありますが、そこまで低レベルな世界を描き出すような人が読者にいるとも思えませんので、ここでは取り上げません)
はっきり言えるのは、肉体世界と違って、想いそのままの世界となること、波動的に整合する人達が集まるということです。その意味では、上位次元と似ていますね。
物質世界では、想ったことがすぐ実現しないし、色々な波動レベル、色々な波動特性の人達が、一同に会しています。つまり物質とか肉体が、何と言いますか、ワンクッションというか、映像を映すスクリーンになってるというか、とにかく想いが即座には現れない世界です。
しかし肉体を離れると、想ったことは即座に現れますし、同じタイプの想念波動の人達が集まります。これは自然に集まってしまうので、否応なくそうなります。
肉体を離れた方が、何でも思った通りになるならラク、と思いますか? でも、実際はそうでもないようです。「想った通り」とは、「意図した通り」とは限らないのです。
想った通り、ですよ。望むと望まないとに関わらず。
以前も書いたかもですが、アメリカの古い法廷物の映画で、主人公が陪審員に「これから何をイメージしてもいいですが、緑の馬だけはイメージしないでください」と言う場面があります。そう言われると緑の馬を想ってしまう。人間はイメージをコントロールできないという例え話です。
それでも肉体世界では、緑の馬をイメージしたからって、緑の馬は現れません。しかし「想いの世界」では違います。
想ったことが即座に現れる、というのは、本当に間髪入れず即座ということです。しかもあなたがイメージできるものに限られ、しかも、あなたは多くの場合、それをコントロールすることがうまくできません。
あなたの想念波動が、あなたのイメージを決定づけます。ネガティブな想念を多く持つ人は、ネガティブをその場に描き出してしまいます。
たとえば、美しい庭を持つ豪邸に住みたいと望んだとしても、あなたの想念がネガティブで低い波動の方に引っ張られていると、さびれた環境に建つボロボロの掘っ立て小屋しか思い描けなかったりするのです。あなたはそこに住むしかなくなります。
つまり「想った通り」という、その想いが、制限がかかっていれば、その制限のまま現れる。ネガティブな想念を抱えていれば、それがそのまんま現れてしまうわけです。
肉体世界でも、私たちは、いろいろなネガティブに引っ張られて、思い通りの人生を歩めませんよね。でも、ご説明したように、それは実際にはあなたが望んでいるからそうなります。あなたの潜在意識のネガティブが現れるから、一見、望まないことが起きると言いましたよね。実際はあなたの中にあるネガティブがそれを望んでしまっているのだと。
幽界や霊界では、それがもっと即座に瞬時に現れるということで、想っちゃいけない、いけないと思っても、想ってしまいます。つまり、肉体世界よりもコントロールしにくい、ある意味厳しい世界なのです。
ここでネガティブが一切ない高次元世界を考えてみましょう。仮に「緑の馬」がネガティブ想念の象徴だとして、「緑の馬、緑の馬」と吹き込まれたとしても、一瞬で霧散させてしまえます。高位次元とはそういう世界です。例え話として話すことはしても、その想念波動と同期してまつわりつかれることはないのです。
でも、低い想念波動の世界では、そういうコントロールはできません。この、想念を自在にコントロールできるかできないか、というのは、一つの指標と言えます。
また、同じ波動域の、同じ想念波動を持った人達が集まる、とも申しましたね。これも、一見、快適そうですよね。でもそうとも限らないのです。
たとえば、典型的な例として、すごく低レベルな意味で、セックス大好きな人がいたとします。(高貴な魂は、肉体世界での性行為にはほぼ興味を失っている──性的に未熟というより、前世までで飽きたとかで興味を失っている──場合も多いのですが、典型的な例えとして例に出しますね。)
性は宇宙が有するシステムに基づいたものですから、本来は清らかなもののはずですが、物質世界では、かなり低レベルな意味付けもされています。こういう、その本質をたどると高位に光に満ちたものに限って、闇波動の執着の対象となるという点、財や富と似ています。闇は闇を好むように見えますが、実は光を求めるのです。
そして、財や富と同様、本来清らかなものを、欲望によって、低い波動にまみれたものにしてしまいます。清らかなはずの性が、情欲と呼ばれる、低い波動域のものになってしまいます。
人は性に対して、多かれ少なかれ高貴な想いと、低い想念を併せ持っているものですが、わけても低い想念しか持たない人たち、情欲にまみれた人達が集まるのですから、さぞかし楽しいだろうと思いきや──、彼らは、セックスをすることができません。
お分かりでしょうか。情欲にかまけて、誰かれなく性の対象にしてきた人、性に執着してきた人達。執着はネガティブそのものです。(もちろん強要や強姦までしてきたなら尚更です。その場合、被害者の痛みも受けると思われるので、同じところに集まるかわかりませんが・・。)何であれ、同じ想念と波動域同士の人達が集まります。
同じ想念波動同士ですから、そこに強引にでも相手にするような対象はいないのです。したがって、セックスネガティブ同士の集まりとなります。「セックス」の「ネガティブ」ですから、互いにセックスがしたくてたまらないのにできなくて、もがきあう集団ということになるようです。
セックスは典型的な例ですが、他の分野も同様です。
お金に対して強欲な人は、財と富ネガティブです。強欲というと、お金に対してポジティブみたいですよね。でも、自分の努力ではなくて(だとしても執着すればネガティブですが)、搾取や犯罪で人から奪ってきたなら、財と富に対するネガティブ想念です。その想念のまま現れますから、貧しさを経験することになります。お金とは、地位やきらびやかな財物など、実現の象形です。そういうものとも縁がなくなるでしょう。
目立ちたがりの人は、目立ちたがりの人と集まります。その人が、他人などどうでもよくて、自分の何かを人に見せびらかしたいだけの人なら、誰一人、互いに人に興味がないし、賛美もしない人達が集まります。そういう人達は、人に何か見せびらかして注目されたり羨ましがられたいわけですが、注目も羨望も、して欲しい人ばかりで、してくれる観客はいません。
ネットでもよく「私は他人に興味がない」とか、「興味がないよアピール」をしたがる人を見ますね。そういう人は承認欲求が強いのではないかと思います。そうでなかったら、他人に「私は他人に興味がない」などといちいちアピールしないでしょうからね。そういう人達もそういう人達で集まるので、本当にガチで互いに関心がなく、そのくせ承認欲求だけはあるわけですから、集まっているわりには孤独ということになります。
典型的な例をいくつか挙げてみましたが、必ずしも快適な世界でないことがお分かりでしょうか。
もっとももう少し心根の良い人もいるでしょう。
自分ばかり延々話をして人の話を聞かない人は、そういう人達が集まるので、延々自分のことばかり話してる、ガヤガヤしてるわりには心の交流がない集団になるでしょうが、
自分が話すのも好きだけど人の話を聞くのも好き、という人達なら、もっと楽しいですよね。こういう人は自分のことばかりの人よりも器が大きいし、波動のレベルも高いと思いますから、いくぶんは快適なはずです。
一方で想いの世界は、波動レベルの昇格については、肉体世界と違い、速やかには行かないとされているようです。
中には、自分達の閉鎖的な想念世界に埋没してしまう人もいます。ある特定の世界、なにか特定の一分野の世界が好きで好きで生きてきた人が、死後もそういう世界で、同じような人達と暮らす、というのもあります。この場合、肉体世界と違うのは、その狭い世界から出られないということです。もっとも本人たちは、それで満足してしまってるかもしれません。何十年何百年も同じ世界で、同じ顔ぶれの人達と、同じような生活を営む魂もあるようです。
複数の人達と暮らすとも限りません。一人で何かの趣味に没頭するのが大好きな人が、延々自分の部屋でそれをやり続けるなどもあります。その人の世界はその部屋だけです。本人が気づくまで、百年経ってもやり続けてることもあります。
そう考えますと、肉体世界というのはバラエティに富んでいますね。そして、いろいろな刺激や経験を通して、ネガティブを手放せるチャンスにも満ちています。波動レベルの昇格も早いのです。ですので多くの魂が、再び肉体に転生することを望むと言われています。
ただし、そのような低い波動段階を卒業し、肉体を離れてから神界など高いレベルに行けるようになると、本人が特に希望しない限り、再び肉体に生まれることはありません。
余談ですが、特に希望するといえば、インディゴチルドレンや、クリスタル、レインボーなど、新世代と呼ばれる集団スターシード──つまり、地球の肉体世界に大挙してやってきている人達は、地球世界より少しだけ上の次元世界の人達だと言いましたね。この人達は、地球人より波動域の高い世界の住人ではあるのですが、あまりに平穏すぎて地球に降りてきている魂もいるらしいです。
要するに「上位次元は刺激がなくて退屈」と思う人達がいるという話。皆様も聞いたことがおありでしょうか。同じスターシードでも、アセンションをサポートしに来てる人とは、少々違うかもですね。
しかしそれは恐らく、その人達がいた上位次元が、ここより「‘ちょっとだけ上の’上位次元」だからでしょう。その意味でも高位のタイムラインを取ることは大事だと、私は思います。今回のテーマから少しずれるので、それについてはまた後日あらためましょう。
宇宙には、常に「実現圧」がある
想っただけで実現してしまう、というのが、必ずしも快適とは限らないことを見てまいりました。
しかしこの、「想っただけで実現」というのは、宇宙本来の姿です。肉体世界の方が、本来ではないのです。
宇宙は、ニュートラルな状態が実現だと申しましたね。
宇宙は「無」ではありません。一見何もないようでいて、「有」で満たされた世界です。
それは、ちょっとつついただけで、溢れ出すほどの「有」なのです。実現と創造のみで高圧に満たされています。
パンパンに膨らんだ風船を想像してみてください。その中は、「実現」という水で完全に満たされています。ほんの少しの刺激で穴が開いて、そこから実現が溢れ出す──それほど宇宙とは、本来、実現力で満ちています。どのような実現になるかは、あなたの創造力によります。宇宙の実現圧で噴き出した水が、あなたというフィルターを通して、あなたなりの現実として創造されるのです。ネガティブも、ポジティブも、その現れ方も、あなた次第です。
今いる物質世界は、想いから実現までの間に、関所があります。
アセンションによって、上位次元へと向かうというのは、関所が何もない世界へと向かうということです。
あなたがアセンションする魂である場合、肉体的な死を遂げる遂げないに関わらず、世界は想いの世界へと変貌していきます。
すべてが思い通りに実現する世界です。高位波動の魂なら、素晴らしい体験となります。
ただしネガティブを抱えたまま昇っていけば、そのネガティブもまた、些細なきっかけで実現してゆきます。
お分かりでしょうけど、それはしんどいですよ。
ちなみに、私はしばしば「アセンションするなら」と書き添えていますが・・。
当ブログはアセンションする人を読者として想定していますけど・・。最初からする気がない人はもちろんですが、以前書いたようなエセ・スピリチュアルな人だったら、しないで降りてしまうこともあるかもしれません。このアセンションの過程が辛くて、波動的に耐えきれなくて降りてしまう人もいるようですから・・。
今は、ネガティブを抱えていても、「現れ」にならないものは、いわば「保留中」ですよね。
保留中のものを、祈りやマントラで消していっています。それが間に合えば、災厄に見舞われる前に消してしまえます。物質世界は「想うこと」と「現れること」との間に、「タイムラグ」があるのです。
次元上昇の波に乗って上昇してゆく過程で、そのタイムラグはどんどん無くなっていきます。
ただし、幽界や霊界などの、低いレベルの「想いの世界」と違い、そのレベルに停滞してはいません。
ですから、ネガティブを抱えたまま上昇すれば、それは次々に‘現れて’、あなたを苦悩させます。すべていぶり出されます。
あなたの想念から、ほんの少し刺激するだけでネガティブが吹き出します。
これまでたゆみなく祈りやマントラ等を続け、波動を高度に上げてきた人であれば、このような時も光の力で霧散させてしまいますが、それもあなたの高位な波動域がどの程度のものか次第で、光とネガティブのせめぎ合いとなります。
即座に霧散させることができなければ、あなたはその「現れ」に見舞われます。
アセンションとは、あなたの中に潜ませていたネガティブな想いを、ことごとく解放していく過程でもあるのです。
もちろん良い事も実現しますよ。でも、それよりもまずネガティブが清算されることになるでしょう。それは上昇の過程ではどうしても捨てなければならないものだからです。
抱えているネガティブが多く即座に消しきれなければ、苦痛に耐えながらアセンション・タイムラインをたどります。
仮に「イベント」の光が降りてきて急激な上昇が始まるとしても、当面は苦悩するだろう、と以前申しましたのは、そういう場合です。
最終的には、すべてのネガティブは清算されますから、100%すべてを消しておかなければならないわけではありませんが、今のうち消しておくに越したことはありません。苦痛少なく、速やかに、そしてより上位に昇っていけます。
もしもあなたが耐え切れなければ、高位のタイムラインを選択し続けられなくなります。なので低位のタイムラインに降格します。
それはゆっくりとした長い道のりになる事なので、アセンションするとしても、肉体のあるうちは難しいでしょう。
それも無理なら、アセンションしない道筋へと戻ります。
地球さんにも耐えられる限界があります。いつまでもいつまでも、あなたの進歩に合わせて待ってはくれません。どこかで「時間切れ」が来るのです。そしてあなたの行く道筋が決定されます。(バシャールさんの言うところの「乗り換えの利かない列車」ですね。)
あなたがアセンションする人であるなら、肉体を離れたあとで神界(あるいは上位次元の惑星)に行くことは叶うでしょう。でも、神界とか〇次元とか言っても、それは明快な線引きではありません。それぞれの波動域に応じて、細かい波動階層に分かれます。
この地球という惑星におけるアセンションは、自分の元いた次元階層から飛躍的に昇格する、またとない機会ですが、それほどでもなく終えるかもしれません。すべてはあなた次第です。
ともあれ、どのような道筋をたどるとしても、ネガティブは存在できませんから、
「すべて手放すのです」
これに尽きることになります。
どうです?
内省だの、潜在意識のネガティブのいぶり出しだの、何だかこのところ、地味~~なことやらせようとするな~なんて思ってた方がいたとしても、少しはやる気が起きたでしょうか?
ネガティブの手放しは、たゆみない祈りやマントラで波動を上げてきた方が、それでも消しきれないネガティブをいぶり出して消すという挑戦です。厄介でしんどいかもしれませんが、成し遂げれば成し遂げるほどパワフルな自分を実感できるようになるメソッドでもあります。
一見地味で少ししんどいですが、あなたの内面が変われば、世界が変わります。個人の人生を変え、世界を救うことに繋がるのです。
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