カルマ寄越しの脅威について

白と黒








  
    
      

地球さん

 当ブログでカルマ寄越しと呼ぶものは、何が脅威なのか
    

   


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高貴なる光の皆様、いかがお過ごしでしょうか。



前回はアセンションの時期について触れました。が、もちろん、仮にそれが予定されていることだとしても、状況によって前後しますし、その振れ幅も未確定です。日々波動を上げてまいりましょう。


具体的に、どのようになされるのかについては、言及を避けましたが・・。


わけてもイベントに関しては、現在、私が理解しているところでは、信頼性が高そうなシナリオは大きく分けて2つあると思われます。私自身は、そのうちの一つは、あまり望ましいとは考えておりません。ただし、どちらであっても、最悪のシナリオは避けられたうえでのシナリオです。またいずれ言及してみたいと思います。




今回は、懸案の「カルマ寄越し」問題への考察を書きたいと思います。これについての考察は、どうご説明したらいいか、考えをめぐらしておりましたが、一度の記事でまとめることはできません。まずは、今一度、当ブログがカルマ寄越しと呼ぶものがなんであるか、なぜこれを重視するのかについて、ご説明するところからはじめたいと思います。攻略するしない以前に、その認識がないとどうにもならないでしょう。このテーマは、メカニズムはシンプルですが、誰も深く考察しないので、一から説明が必要です。





その前に、前回のチップ応援のお願いにお応えいただきました、有志の方々にお礼申し上げます。私個人がしたいことも、私にとっては波動を上げるものですが、今の波動環境ではどちらも非常に集中を要するため、当面は両立ができそうにありません。そんな状況下でいただける応援でもあり、とても励みになります。個別にもお礼のメッセをしておりますが、この場でもあらためてお礼申し上げます。


その際にいただけるコメントも励みになるものが多いです。ありがとうございます。ご質問なども含め、ときには記事を書く際の参考になることもあります。私自身、それぞれの方が、どのように受け取めるかすべて把握しきれるものでもないので・・。


ことに私がこのところ、現在の波動状況にかんがみて、皆様にはっぱをかけるようなことを書いてきたせいか、プレッシャーをお感じになった方がおられたようです。少し厳しい状況の方を強調しすぎたのかもしれません。
全員の方が高度なアセンションでなければならないわけではありませんので、気を楽にしていただけたらと思っております。



ここが難しいところで、このところの波動の様相では、アセンションに目覚めた方も格段に増えていっているようで、その点は喜ばしいと思います。そうなると、ことさら高度なアセンションを望まなくてもいいのではないか、と考える方もいそうです。実際、本人の選択なのだから、別に高いも低いもない、それぞれが行く道を行けばいいという人はいるし、そのとおりかもしれません。



しかし、2012年の秋頃までは、地球人類全員が死滅してもおかしくないくらいの厳しい状況を、ここまでにしてきたのは、常にたゆみなく祈り、光を呼び込んできた祈り人、光の戦士あってのことなわけで、その状況は今も変わっていません。「個々人の選択でいい」と言える状況自体が、高度な光の人の働きの上に成り立っています。
もちろん、どのタイムラインを行くかは個々人の選択には違いなく、無理強いをするつもりはないのですが、「もう皆さんお好きにどうぞ」と簡単に言えないところではあるのですね。




むしろ、少し頑張って欲しいくらいの人は気にせず、一生懸命な方のほうが、プレッシャーを感じてしまっているかもしれません。

高度なアセンションを望む方にとっても、プレッシャーはかえって波動を下げてしまいますので、肩の力を抜いて、それでいて油断するというのではなく、ご自分にとって無理のないかたちで、進んでいっていかれてはと思います。





双葉 多数のワンダラーを’倒して’きた暗黒波動の攻撃





私の手元の本に、ワンダラーの方が書いた本があります。ご本人はすでに肉体を離れたそうですが、日本でワンダラーといえばこの人、というくらいの方だそうです。


今より少し前くらいの時期の、ワンダラーの方々の働きの軌跡が綴られている本です。
ワンダラーと一口に言っても様々で、私とは魂の来歴も役割も異にする方のようです。が、その仕事の様子は「ワンダラーあるある」で共感する部分が多々ありますし、先人の働きのおかげで今があることがわかる意味でも貴重な本です。




過去にもワンダラーと暗黒波動との闘いは凄まじいものがあったようで、おびただしいワンダラーが、闇波動の攻撃で倒されていったようです。
それは具体的に言いますと、ワンダラーの資質を持った魂でありながら、全く目覚めることなく終わったり、闇波動に幻惑されて、その傀儡になってしまったりといったことが、多々あったとのことです。


その一節を引用しますと、
”高い魂を持った幾多のワンダラーが、サタンの手にかかり、後足を引っ張られ、あるいはキズつき、地獄に落ちている。その屍は累々と重なっている”(渡辺大起著「宇宙からの黙示録」より)
その表現だけでも、壮絶さが伝わってきますね。



また、地球のカルマを解く重要なミッションがあり、その最後の一つが、それを司るはずのワンダラーによってなされず、そこまでのミッションが無に帰してしまい、これを成すために32年の歳月がかかったそうです。これについては、著者の筆致にも無念さが滲んでいるようです。




この、幾多のワンダラーが使命を成し遂げることもなく、場合によっては目覚めることもなく終わってしまったことは、他の情報でも目にすることです。そういう犠牲もつきもののように書かれていますけど、本来、それがなければもっと速やかに行くべきミッション、アセンションが、いばらの道になってしまっているわけですよね。



重要なミッションの完遂が、32年も遅れてしまったというのも、今時点にも影響していますから、過去の話で済ませていいものとも言えません。




こうしたことは、憑依・侵入・カルマ寄越しで起きるのです。そして今この瞬間も、世界中で起きています。これがアセンション最大の妨害でなくてなんであるか、というものなのです。



わけても、カルマ寄越しは、それ自体も脅威なうえ、憑依・侵入をたやすくする元凶でもあります。




この、厄介なカルマ寄越しは、通常は苦痛に満ちていますが、そうでない場合もあります。私は「幻惑のカルマ寄越し」と呼んでいます。


たとえば、上述の、ミッションをなし得なかったワンダラーの方も、何らかの想念波動に幻惑され、本来自分がすべきミッションとは別のミッションをしてしまった、ということのようです。
その別のミッションは、それ自体では悪いものではなかったようです。ただ、本来すべきミッションをしなかったことになり、それが32年にも渡る回り道を引き起こす結果となったというのです。



私はこれが実に身につまされる気がするのです。規模こそ違いますが、私が常々書いております目下の懸案、S・Tのカルマ寄越しは、私にとってはまさに回り道を引き起こしているからです。S・Tは隙あらば私の場にやってきて、つまり憑依や侵入を繰り返しているのですが、その元凶もまた、彼による幻惑のカルマ寄越しに端を発しているからなのです。本人はそれを悪いことと思っていず、それでいて多大な悪影響を及ぼし、私の霊性開発を大幅に遅らせている点も、よく似ています。






双葉 カルマ寄越し問題の本質





そもそも、カルマとは、「行為」という意味です。
行為ですから、良いも悪いもないはずですね。
それでいて、スピリチュアル的にも、ネガティブな意味で使われることが多いと思います。「業」とか「業想念」などと言われることもあります。




カルマ寄越しは、ネガティブ想念の転嫁と呼んでもいいのですが、あえてカルマと呼ぶのは、それなりに理由があります。少し説明が難しいのですが・・。

この言葉を使う場合の解釈として、因果因縁のサイクルにある想念行為、といった感じで捉えています。

実際、「良いカルマ」「悪いカルマ」という言い方もされます。
良いことをすれば良いことが返ってくる。悪いことをすれば悪いことが返ってくる。まさに因果因縁です。


しかし実際のところは、良い、悪いというのも、ある基準に照らして、上か下か、といった意味があるだけです。


真のスピリチュアルとは、因果因縁からの脱却であるとご説明してきました。良いことも悪いことも、ただ上がったり下がったりのサイクルでしかなく、そのサイクルから脱却することが、スピリチュアル的な解放であり、進化です。


しかし、この、良いこと、悪いこと自体が、「ある基準に照らして」なのですから、では基準とは何か、ということになります。




極端な例を挙げますと、ヒトラーという独裁者がいますね。人心を惹きつけて戦争を起こし、他民族や障害者への大規模な虐殺を行った人物として有名です。


この悲劇を起こした原因の一つは、ヒトラーがドイツ国民から圧倒的な支持を得たことです。
それが可能だったのは、ヒトラーが、前世までの間に、「良いカルマ」を多大に蓄積していたからと考えられます。かんたんに言えば、たくさん善行を積んでいたとか、過酷な労働をして報われなかったとか、カルマ清算以上の苦難に遭遇するなどのことがあって、カルマバランスがプラスに傾いていたということです。



人は、人生を、その人の想念によって描き出します。良いカルマを持っていると、自分に対して、良いイメージを描くことができます。何か悪い行いを積みかさねた人は、自分に対して、悪いイメージを描き出します。それがその人の人生となります。

つまり、良いカルマとは、’その人にとって’良いカルマなのです。自分を素晴らしい人間とイメージできるということです。



良いカルマを持っていると、その人が自分に対して持っている良いイメージを、周囲に対しても放射しています。
つまり、この、「良いカルマ」というのも、寄越されればカルマ寄越しになるわけなのです。


それをされますと、その本人が、自分を素晴らしい人間だと思っている、その想念を転嫁されることになります。結果、周囲の人も、寄越した本人が自分を素晴らしいと思うのと同じように、その人を素晴らしい人だと思ってしまいます。


要するに、無意識のうちに、マインドコントロールをしているわけなのです。

こうした例は、規模の大小や、洋の東西を問わず、そこかしこで日常的に起きているのですが、無害なものもあります。わかり易い例で言えば、クラスの人気者とか、スターなどですね。不思議に人を惹きつけますが、害があるものでなければ問題視する必要もありません。しかし深刻なケースもあるのです。





ここでもう一つ押さえておくべきことは、ヒトラーのような人であっても、本人は、悪いことをしようとか、大衆をマインドコントロールをしようとか(少なくとも最初のうちは)思っていないということなのです。


彼はドイツ人のために、理想的な社会を作ろうと思っており、それを邪魔する者は悪だと思っていました。
おそらく魂の深い奥底では、その思考のどこかに誤りがあると、気づいていたかもしれません。しかし、「良いカルマ」を持った人は、周囲から賞賛されるために、間違いに気づきにくいのです。
本人は信念を持って、よいことだと思ってやっているわけです。


これが「ある基準において」という意味で、「ドイツ人という選民にとって良いこと」という基準ですから、それ以外の民族は劣等種族であり、自分に逆らうのは「悪いこと」なのです。




カルマにおける良い・悪いというのは、普遍的な基準などなく、良かろうが悪かろうが、業の思いなどと呼ばれる所以です。






双葉 カルマ寄越しは霊性の開発を妨害する





私はS・Tからさんざんな目にあうことで、これが、スピリチュアリストの間ですら起きるということに気づかされた(というか思い知らされた)のです。


つまりこれは、相手が闇波動で悪い人だから、ということではなく、相対的に起きることなのです。絶対的で究極の光以外は、光も相対的です。





色レベルに例えてみましょう。赤の人と緑の人がいたとします。緑の人は、そこから昇格して、ブルーになろうとしているとしますね。
ところが、赤の人がしつこく自分のカルマを寄越してきたとします。そのたびに、緑の人は、黄色になったりオレンジになったり、波動が落ちてしまい、いつまでも昇格ができません。


これも程度問題で、赤の人が適当なところで満足してやめてくれたらまだしもですが、やればやるほど自分は良くなるのですから、やめようとしないとします。緑の人はいつ自分の期するところに上がれるのかという状態になってしまいます。


赤の人が緑に依存しつづけることで、オレンジまで行ったとしましょう。それは赤の人にとっては良いことです。
しかし、緑の人にとっては、他人に踏み台にされ、足を引っ張られ続けることであり、悪いことです。


さらに、赤がエンエン寄越しを続け、緑に混じり合って、両方とも黄色になってしまったとしたらどうでしょう。
それは赤の人にとっては大きな昇格で、良いことです。しかし、緑の人にとっては降格です。
赤の人は、自分のために緑を引き下げてしまったのです。

同時に、より高度な、ブルーの人を誕生させることを阻んでしまったわけです。
これは個人間だけでなく、全体としても悪いことです。アセンションとは、常に、高度な域が開発され、上限が書き換えられることによって進んでいくからです。




ここでも着目すべきことは、ある人にとって、光である良い波動も、それを卒業した人にとっては、カルマ波動になるということです。

因果因縁のサイクルというのは、波動レベルごとにあるためです。つまり、緑の人には、赤いレベルは、すでに「卒業」した因果因縁のサイクルのカルマ波動なのです。




世界にとっては、より高度な波動域の人が、より高度に成長する方が、大事なのです。そうでなくても、人が摂取すべき栄養を横取りして自分の身を肥やすのは搾取以外の何ものでもなく、ワンネスとは程遠いものです。そもそもそんなことをして波動を上げても、自分本来の力が成熟したわけではなく、寄越しは、される側にとって害であるだけでなく、寄越しをする側も、依存するという魂のパターンを脱却していません。



これが暗黒波動からの寄越しですと、さらに下の域に引き下げられてしまうわけですが・・、
そこまで低いレベルではない人たちの間でも、こうしたことは頻繁に起きているのです。





もう少しわかり易い例えをします。子供がいたとします。その人は大人に成長すると、本来持っている資質を発揮して、大きな仕事ができる人だとします。
ところがここで、その人の成長に必要な養分を常に横から奪っていく人がいたとします。するとその子供は、いつまで経っても成長ができず、大人になればできるはずのことができません。




こうしたことは、ワンダラーやパイオニアなど、高度な光の人にとっては、ことに脅威と言えます。


そもそも、高度なワンダラーは、多くの人々のカルマ想念や苦悩を引き受けて浄化するミッションを持っており、魂もそうした'ありよう'をしています。


ですが、その本来の能力を発揮する前に、膨大なカルマ寄越しによって潰されてしまうことが、往々にしてあります。本来できるはずの仕事をやるまでに成熟できないのです。





成熟したワンダラー戦士を大人に例えるなら、子供のうちに芽をつまれてしまうということです。

いくらワンダラーでも、子供のうちから大人並みの働きはできません。まずは本来の力を発揮できるところまで成長する必要があります。ところがもともとが引き受けや浄化をする魂のため、子供のうちに過重労働をしてしまい、かえって大きな働きができないまま、低い波動に埋没してしまうことがある、ということです。

子供のうちどころか、目覚める前に目覚めを妨害され、ワンダラーの自覚もないまま、終わってしまう人もたくさんいるようです。





私がカルマ寄越しを認識し、これをなんとか攻略しようとしているのはこのためです。

波動を上げる過程にあって、少なくとも本来のちからを取り戻すまでは、「引き受けない」ということをお考えいただきたいところなわけです。もちろん、その逆に、寄越す側になってもいけませんが・・。





そのためには、まず、カルマ寄越しに当たるかどうかを識別し、認識することが必要です。

高度なワンダラーやパイオニアにとってカルマ寄越しは、大抵は不快なもので、ときにはおぞましいほどですが、一見して不快さがなく、それを認識できないケースも多々あります。

それは、上述のように、寄越す方が、良い想念として転嫁してくることがあるためです。

これがヒトラーのようなケースですと、ワンダラーが闇に落ちてしまうことが起こりえます。そもそもヒトラー自身、自分が闇波動などとは微塵も思っていなかったのですから。彼も本当は光の人だったのかもしれません。


また、上述のように、赤の人が緑の人にといった、比較的高い人同士のケースですら、霊性の開発の妨害が起きるのです。



今回はここまでとし、次回はこうした、カルマ寄越しの認識についてさらに考察します。









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