想いの牢獄からの解放│アセンション

想いの牢獄からの解放

2018年04月27日 | スピリチュアル

　望むものを得るとは、何かをつかむことではなく、得ることを阻んでいるネガティブな想念を手放し、心を解放させることである。望むものは全て得るのが、本来の姿だからだ。
　　　　

　　　

光の皆様、いかがお過ごしでしょうか？

このテーマはシリーズになっておりますので、お読みでない方は前の記事からお読みください。

他のスピリチュアルサイトで、お金について取り上げているのをいくつか見かけました。もしかしたら当ブログの影響かもしれません。当ブログでは、皆様に、ご自身で、魂のプロテクトを外していただくことを目的にしています。このブログを読んだのち、何かのセミナーに参加しないとできないですよ、というつもりはありません。

いつもよりも記事が長めなので、咀嚼するのに時間がかかるかもしれません。このテーマは特に誤解を生じやすいので、説明を要します。記事というより、レクチャーのつもりでお読みいただければと存じます。読むこと、そして理解することが、すでにメソッドの実行であり、最終的にマントラに導きます。

ブログを読み、理解し、マントラを唱え、それを続ける、この一連のステップが、現実にあなたの魂のプロテクトを外すだけの効果があると確信しています。

今回の話を始める前に、お知らせです。

５月５日、タイムゲートが開くようです。（というか、恐らくゾロ目の日はタイムゲート開放、と考えていいらしいんですが、一応、着目するチャネラーが一人でもいれば、お知らせすることにしています。）

次のエポックポイントで分かっているのが夏至ですから、５月にエポックポイントがあるのは助かりますね。もう少ししましたら再度周知させていただきます。

さて、いく分、回数を重ねましたので、ここまでをざっくり整理してみます。

　アセンションの状況として、地球さんと、一部の高度なスピリチュアリストは、極めて順調に、波動上昇している。

　しかし、一方で、何も気づいていない人が圧倒的に多く、それが、アセンションを、薄氷を渡るような際どい状況にしている。

　アセンションがスムーズに行かないと、地球と地球人類に、壊滅的なダメージを与えるので、上昇する側にとっても打撃である。

　頼みとなるのは、まだ数少ない、光の皆様であるが、今一つ上昇に足踏み状態の人が多い。原因は、高い域の波動は高めているのに、一方で、低い域の波動が振り捨てられないからと見られる。

　高度な波動域にある、スピリチュアリストが、物質的成功（安心で、心楽しい、豊かな人生という意味）を手にする事は、低い波動域を消し去ることでもある。

　これを手放せない、最大の原因は、「恐れ」や「罪悪感」などのネガティブな想念である。

　多くの人々が、経済、つまり、財、富に対して、罪悪感や恐れを抱いている。

と、いったところです。

長くなったので「ざっくり」を書きましたが、これを読んで満足せず、シリーズの最初から読んでいただくことは大事と思います。

マントラの効果を上げるためには、あなたの中に、「波動のインフラ」を作ることが必要だからです。

ご自身の幸福と、それを成す大前提である、地球と地球人類が無事に上昇していくために、ついてきてくださいね。

では、前回の続きです。

罪悪感、恐れなどのネガティブな想念を手放しさえすれば、私たちは、望むものを手にできる、と書きました。

これが何を意味するか・・。すでに答えが出ている方もいるでしょうが・・・

これは、明快にあることを意味しています。

それは、

望みは、本来、叶うものである

ということです。

ナザレのイエス師も、かつて言っておられました。「求めよ。さらば与えられん」と。

これを何か別な風にひねくって解釈する人もいるようですが、私はこれについては、イエス師が言ったままだと思っています。

事実そうなのです。

もし、この宇宙の本質が、無制限無条件の供給でなかったとしたら、そんなことは起こりません。

もしも、宇宙が、全くフラットな状態であったとしたら（そんなことは、宇宙が存在している以上、考えられませんが）、単にネガティブを手放しただけでは、何も得られません。

そこから、努力して、何かムーブメントを起こさないと、何も得られません。

物質世界の常識では、そう考えられていますね。

でも実際は、宇宙は無制限の供給であり──つまり、この宇宙において、望みとは、叶うことが常態であり、叶わないことが、イレギュラーで、本来はあり得ないことなのです。

私たち、受け取る側が、望んでいながら、受け取るのを拒否する、という想念状態にあるため、望むものが得られないのです。

何か注文しておいて、自分の元に来たら、受け取り拒否してるようなものです。

ですから、その「受け取り拒否」をやめるだけで、受け取れるのです。

このシンプルな事実に気付くことが、もう一つの回答にもなります。つまり、「なぜそれがアセンションに寄与するのか」です。

宇宙本来の常態に気付き、その本来を、拒否している魂の牢獄から自分を解放することは、とりもなおさず、本来の姿への回帰であり、

この、魂の回帰というものが、上位次元へのパスポートなのです。

なぜなら、本来、私たちはそこにいたからです。

ですから、するべきは、ネガティブを手放すこと。自然な状態に還ること、ということになります。

このテーマで、特に財と富を取り上げているのは、経済におけるネガティブが、私たち地球人類にとって、最も根深く、多くの恐れ、罪悪感をもたらしているからです。

経済──これが、われわれの想念波動を、ネガティブへと落とし込む、暗黒波動のもたらす最も巧妙なネガティブ、「恐れ」の、最も効果的な、メソッドと化してしまっているからです。

しかし、これはまた、見方を変えれば、ここが、私たちにとっても、効果的な攻略ポイントであると見る事もできます。

物質レベル世界で、ネガティブ想念を手放すのに、最も厄介なのが、この、経済なのですから──、

ここが攻略すべきポイントで、厄介ではあるが、攻略すれば、最も効果的に、われわれの低レベル波動域の手放しができる、と考えられます。

多くの人が、労働ですら、罪悪感の脱却のためにしています。労働それ自体に、喜びを見出し、結果として財や富を得るのではなく──

前回の記事で、見てまいりました、好きな事で財や富を得られない、というのも、その端的な現れです。

財や富を罪悪視している観念が、潜在意識に刷り込まれているために、

財や富を得るには、何か苦労をし、苦痛を経なければならない、という観念があるのです。

その観念があるために、好きな事を仕事にしようとしても、何かとしがらみや障害が出てきてしまうのです。

実は、しがらみも、障害も、あなた自身の潜在意識の刷り込みから、生じているのです。

誰それさんに邪魔された、あいつに陥れられた、あの人のせいで、うまく行かない、などといったことも生じますが──

それですら、あなた自身の想念が描き出すのです。

この低レベル波動の世界で、他の人のネガティブな想念波動に影響されてしまうという事態で、自分自身の、明るい展望や心意気などが、しぼんでしまう、ということはあると思います。

現時点の地球の波動環境では、この影響はかなり執拗で深刻で、影響されずにいるのは困難です。

しかし、それであっても、あなたが相手の波動に同調して、影響さえされなければ、何も悪い事は起こりません。

つまり誰かの言動自体が、あなたに直接的な障害となることはなく、あなた自身が、周囲の波動に影響され、波動を下げ、それによってネガティブな想念に同調してしまうことが原因となります。

言い換えれば、あなたが何も影響されず、ネガティブを手放しさえすれば、好きな事で暮らしていくことができます。

それは、この波動環境では、大変ですけれど、「あなた自身だけが、あなたの運命を左右できる」という、基本法則さえ、頭に置いておけば、気が楽になるのではないでしょうか。

つまり、ここで気づいてもらいたいのは、

解決策は、実にシンプルだということです。

他の誰も関係はありません。

あなた自身が、まず、財と富に対する意識を変え、掴んでいる否定的な想念、お金に対する、不浄な想い、なかでも「恐れ」「罪悪感」という、二大ネガティブを、手放しさえすればいいのです。

このネガティブは、それを掴んでいるスピリチュアリストが大変に多いので、

それを手放していただくことが、世界の波動の上昇に寄与します。

スピリチュアルにおいて、財と富を得る、とは、あなたが、この、想念の呪縛から解放されることです。

そうでなく、欲望や執着の対象としてそれを得るなら、まったくのネガティブです。

つまりお金を得る道すじは、二パターンあることになります。

物質的には、同じように、お金を得ることになりますが、執着して得るのと、手放して得るのでは、完全に真逆なのです。

私は、この、ネガティブを手放す、という道筋において、皆様に、お金や、物質的成功を得ていただきたいのです。

物質次元の、望みの得かたは、ネガティブを手放すというより、ポジティブになろうとします。それが、無理にポジティブになろうとして、心の底になるネガティブを手放せないままでいても──それによって望みを叶えても、特にスピリチュアルとは言えません。むしろ、人を蹴落として得るなら、ネガティブと言えます。

私は、ネガティブの反対語は、スピリチュアルだと思っています。ネガティブを無くした状態が、普通の状態だからです。あえてポジティブにならなくても、それが普通の状態ということです。

ネガティブな得かたと、スピリチュアルな得かた、どちらも成功に見えますが、決定的な違いがあります。

スピリチュアルな得かた、つまり、ネガティブを手放すことによる得かたは、もはや、後戻りはありません。

欲望にかまけた、執着というネガティブな得かたは、一時的に豊かになっても、いつ失うかわからない、あやうく不安定なもので、低レベルの、魂の流転とともに、二転三転します。だから気の休まることがありません。

よく、大富豪で、お金がうなるほどありながら、さらにお金を得ようとする人がいますが、それが、あやういものだと魂が知っていて、常に失うことを恐れているからです。

いかに物質主義の人であっても、本来、スピリチュアルでない人など、一人もおりません。宇宙の法則は等しく、それがあやういものであるなら、それを恐れます。

大富豪がみんな、ネガティブではないですよ。不正を働いて得ている人は、まあ間違いなくネガティブでしょうが、そうでない富豪もいます。それは全く、関係がないのです。ネガティブであるかどうかと、得るものの物質的な量は、本質的には関係がありません。

つまり、本当の意味で、財と富を得る、とは、それへの執着を手放すことです。

罪悪感や、恐れなどは、あなたを心の牢獄に閉じ込めています。

手放すということは、心の解放です。あなたの心を自由にすることです。

手放すことで、貧乏になることはありません。

なぜなら、あなたは、本来、自由だからです。貧乏というのは、あなたの暮らしを不自由にしていますよね。選択肢を減らし、閉塞感に閉じ込めています。

私が、スピリチュアルな方にこそ、豊かになっていただきたいと思うのは、このためです。

あなたの中の、最も根深いネガティブを手放すということは、手放すことによって、本来のあなたに回帰するということです。

本来のあなた、とは、上位次元のあなたです。何でも、望みが即座に供給されると書きましたね。それが、本来の姿です。もちろん、何ものに対しても、執着などありません。何でも思うままなのに、執着する必要がありませんからね。

つまり、執着とは、それを失う恐れから来ます。また出てきましたね。恐れ。これが、執着の本質です。

この、魂の回帰の、物質的な表れが、金銭や物質的な豊かさということであり、現れ自体が目的ではありません。

よって、あなたが、ネガティブを手放してもなお、金銭的には、さほど豊かにならないとしても、あなたは、生活的には何も困らないでしょう。あなたが楽しく暮らせるだけのものが、あなたにとって十分な豊かさです。

沢山お金を得ることを、わずらわしく思う人もいるし、あればあるほど、楽しくなる人もいるでしょう。その人が十分と思うかどうかです。

金額も物質の量も、人それぞれで、決まった数値はありません。あなたが全く、本来の、美しい魂に戻って望むことが、あらわれてくるというだけだからです。

そうした次第で、高次な魂である人が財と富を得ることは、世界をアセンションへと向かわせます。

さらに、その人が、豊かな想像力を持っていればいるほど、アセンションを高度に実現します。

これも、念頭に入れておいていただきたいことです。次回でお話しします。