懐疑派をスルーするために懐疑派の思考パターンをなぞってみる。そのうえでスルーする
高貴なる光の皆様、いかがお過ごしでしょうか?
この記事は前の記事からの続きです。お読みでない方は、そちらからお読みください。
まず、日が近づきましたので一応、お知らせしておきます。6月6日はタイムゲートと目されますので、前月同様、波動の享受に意識を向けられることをお勧めいたします。
時刻は前回までと同様です。午前0時と、6時6分です。
今月後半にはエポックポイント、そして来月は惑星新年が明ける月です。それまでひと月以上ありますから、このタイムゲートで波動を高めておくことはお勧めです。
さて、前回、前々回と、科学者の、科学的とは思えない思考について考察してまいりましたね。
繰り返しますが、既存の科学に反駁したいのではありません。読者として想定しているのはあくまで光の人、スピリチュアリストのあなたです。少しはあなたの脳をゆさぶることができてきたのではないか、と思っているのですが・・・
もしもそれが実感できない、今回のレクチャーの目的を理解できないというなら、あなたはまだ、頭上の壁に突き当たる所まで至っていないのかもしれません。もう一度、昨年の記事から読み直してみるとよろしいでしょう。
昨年、財と富の神について、セオリーを説明しました。今年はさらに一歩踏み込んで、あなたが、上位のフェーズに行くのを阻んでいる原因、いわば病巣を掘り起し、取り除くためのアプローチを試みています。
私たちは、地球の科学の進歩の恩恵を受けながらも、科学を盾にとって、スピリチュアルな世界観を否定する想念に、波動的な進捗を阻害されてもいます。
そもそも、当ブログをフォローし、祈りやマントラ、地球マカバ瞑想などをたゆみなく続けておられる光の人は、物質世界レベルの発想や世界観から離れられない人たちと、同じフェーズにはもういないのです。
にもかかわらず、科学を盾にした批判が、脳に侵入しており、魂的にはすでに卒業している低いフェーズに、いつまでもまつわりつかれています。
これはつまり、インベージョンです。あなたの脳に、低い想念波動が侵入しているわけです。
あなたは、魂の奥では、彼らのいう「科学」が何だか違うなということはわかっているので、反発を抱いたりもするでしょう。しかしながら、反発するということは、彼らに負の影響を受けているということです。
私の観察では、それはかなり深刻に、高度なスピリチュアリストの上昇を阻んでいます。
お気づきと思いますが、今回の記事では地球科学の進歩に率直に敬意を表してもいますね。それは敵意がないからです。負の影響を払拭すれば、良い面にも素直に目を向けられます。
そのためには、彼らの理屈があなたの波動域に及ばないことを、あなた自身が納得することが必要です。それも表面の意識で納得しているだけでは不十分です。インベージョンはあなたの潜在意識にされているからです。
他人を説得する必要はありません。あなた自身の潜在意識を説得する必要があります。
そのため──このレクチャーの効果を最大限に得るために、あなたの表面の意識、顕在意識が理解したら、それを通して潜在意識に言い聞かせるつもりでお読みになるとよろしいかと存じます。では今回もはじめましょう。
ライブラリはいずこ?
前回、生物科学における不思議の話をいたしましたね。
私が思い浮かぶのは、ライブラリという言葉です。
コンピュータ関連で、よく出てくる用語です。さまざまなところで使われるので定義は限定的ではないようですが・・・。
昔、コンピュータの仕組みが知りたくて手に取った本には、こんな風に書かれていました。今その本がないのでめっちゃざっくりですけど・・。
機械は人間の言葉が理解できません。
機械には機械語しかわかりません。
アセンブリ言語などの低級言語に翻訳します。
アセンブリでは人間が分かりづらいので、Cなどの高級言語に翻訳します。
それぞれの間にはライブラリが介在する。
(低級・高級は、機械側を低水準、人間側を高水準、という階層に見立てた言い方です。)
すごくざっくり言うとこんな感じのことが、書いてありました。
この場合のライブラリは、機械語-低級言語-高級言語、それぞれの間に介在するデータベースを指していて、要するに、翻訳に用いられる辞書みたいなもののようです。
辞書があるなら、それを引く人も必要です。コンピュータの設計にもよるんでしょうが、それを担う小さなプログラムも含まれるようです。
随分以前に読んだ本ですが、基本的な設計思想は変わってはいないと思います。コンピュータが機能するためには、こうしたものが必ず背後にあるわけですね。
生命分子の、不可解なまでに秩序だったふるまいも、ライブラリのようなものがあると想定すれば、うなずけます。
前回挙げた、原子や分子の不思議も、それを定義するものが別途存在するなら、別に不思議ではありません。
それらの想定が解答であると言い切るには実証が足りないとしても、少なくとも解答となりうる想定です。そうした想定は、世界を背後から統括するシステムがあるということも含まれると言えます。
ですが、この記事はそれについて深く言及するのが目的ではありません。
そうしたことを、専門家がなぜ考えないのか──考えたとしても軽視され、研究対象になりづらいのか・・、
それは、研究者自身も含め人間というものが、その巨大なシステムの端末だからなのかもしれません。
科学する心とは
そもそも、科学とは、科学する心とは何でしょう。
どのように発露するのでしょう。
それは、「なぜ」から出発します。
すべての科学は、疑問が探究心となっていく道筋です。
では、「なぜ」は何から生じるのでしょう。
それは、夜空にきらめく美しい星々であり、
頬をなぶる心地よい風であり、耳をくすぐる小川のせせらぎであり──
──そういった事物を見て、触れて、聞いたときに、
人々の心に、「なぜ」という問いが生まれます。
すなわち科学の発露、出発点とは、すべからく、何らかの事象を’知覚する’ことです。
一見、客観性の権化みたいな科学という分野が、実のところ、肉体上の感覚つまり主観が元になっているという事実は、注目すべき点です。
肉体人間の科学においては、それは五感に基づいています。すべて五感規準で、それ以外は無いという前提で発展しています。
肉眼で見えない世界まで入り込んだとしても、大元は五感で認識できるものが対象です。そして実証のために、五感が知覚できるものに変換します。
ですが皆様、肉体の五感が、世界の森羅万象すべてを知覚するようにできていると、誰が断定できるのでしょう。
なにしろ私たち人間は、人間が設計したのでも作ったのでもないのです。
だからこそ、どんなふうに作られているのかを知る為に、日夜、心血が注がれています。
今でも、いくらか手を加えることができるようになりはしたものの、ゼロから細胞一個、作り出すことさえできていません。
機械なら、人間の設計者が作っています。
温度計を例にとりますと、温度を知覚するセンサーがあります。温度計に目はありません。耳もありません。
他の計測器も同じです。設計されたセンサーしかついていません。測定レンジも設計されたスペックの通りです。それ以上も以下もわかりません。
もしも温度計に意志があるとして、彼らが描く世界はどうなるでしょう。
世界に色や音が存在することは知覚できず、その存在を信じることすらできないでしょう。
色も音もない世界が、温度計の知覚する世界となります。実は世界には色というものがあるのだよ、といっても、迷信だ、科学的ではないと一蹴するかもしれません。
私たち人間(肉体レベルの)だって、限定されたセンサーとレンジしかない可能性は大いにあります。
それでも、感覚を駆使して、世界を理解することは、ある程度まではできていくと思います。
前回述べました、MRIやfMRI、ブラックホールの観測なども、そうした知恵と努力で世界を理解してゆく過程で生まれた成果です。
肉体の五感で知覚できるものや、今の技術で感知できるものを駆使して、それを手掛かりに、知力を尽くして知覚できないものを捉え、世界を探求していく──、
そうした工夫は、人間が、自分達の脳の回路を緻密にしていく過程でもありますから、とても素晴らしいことだと思います。
そしてまた、この物質次元の人智だけでも、かなり凄いところまで行けるのだ、ということも、表していますよね。
でも、それがかえって、人智というものを人間に過信させ、知の袋小路にはまりこむ危うさも、私個人は感じています。
極まって精緻な研究で脳を支配されてしまっていると、そのフェーズの、さらなる先にあるフェーズなど、想像しにくくなってしまうかもしれません。
物質次元という地平から脱却しない脳
今、世界では、ダークマターとか、ダークエネルギーとか呼ばれるものの存在が提唱されているそうですが、
ダークと呼ぶのは、今の所、人智では正体がわからないからで、本当に暗闇のように暗いからではありません。
しかし、その存在は観測できる・・・というか、観測可能なエネルギーや質量の、不均衡や不明点を説明できる有力な仮説ということらしいですが・・・。
調べれば調べるほど、わかってるエネルギーよりわからない部分の方が大きくて、どっちが部分なのやら、みたいな状況らしいです。
でも、存在が分かっても、何らかの臨界点を突破しないことには、正体が分かるのは無理かもしれないという気もしますね。今現在の科学のアプローチで、どこまで可能かは、わかりません。
そもそも彼らが想定しているダークなんとかが上位次元に属するものなのか、それとも、この次元のものでまだ観測できないだけなのかも、私にはわかりません。
仮にそのエネルギーの正体がわかったとしても・・・、それだけで、彼らの世界観が、上位次元まで広がるのか・・・、それも、わかりません。
なにしろ、これだけ進歩しても、地球人類の科学は、一つだけ、延々変わらないことがあるのです。
それは、世界を、自分達が知覚できるものの延長線上にあると考えている事です。
肉体人間が知覚できるもの──視力でも、聴力でも、何であっても、見える範囲や聞こえる範囲は狭い、ということはわかっている。
だから可視領域や、可聴領域などの範囲を超える検知機能をそなえた機械を作って利用しています。
それらの機器は非常に優れているのですが、どれも、この次元と同じ地平にある機械です。
たとえば素粒子実験などに用いられる加速器など、その象徴と言えます。ある技術がそのフェーズで発達可能な限界に近づき、さらに上位のフェーズにシフトするには至らない段階では、その装置はしばしば(目的に比して)巨大化する傾向にあります。
科学的アプローチで未知なる領域を射程内にすえるためには、最低でも、以下のことを認めないといけないでしょう。
つまり、
人間は、人間の設計が分かっていないのだから、五感に基づいてすべてを認識できると考えるのは、全く根拠がないということです。
これは、ごくシンプルな事実ですが、これをなかなか認められない人が、圧倒的多数なのです(認めるも何も、考えたこともないのかもですが)。
実際、現代の科学者は、その事実をほとんど認識していません。
しかし、温度しか分からないものが、それのみを基準としてどこまで高度に科学を発展させても、世界の本当の姿を理解できそうにはないように、
五感という、きわめて肉体人間基準のセンサーだけから発露した科学が、森羅万象すべてをつまびらかにしていけると考えるのは、科学の発展をはばんでいる、かなりゆゆしき認識不足とも言えます。
それは科学者に必要な、基本的な謙虚さが不足していると思われても、しかたないのではないでしょうか。
少なくとも、ダークマターを認識した時点で、自分たち自身のセンサーに不足がある可能性を疑ってみてもよさそうなところです。
物質次元の事象地平を超えない限り、その先にある地平は見えてこない
私たちスピリチュアリストが視野に捉えているのは、物質次元という地平を超えた先のものです。
それは一般に、脳の中で、ある種のシフト、コペルニクス的な転換がなければ無理だと思われます。
当ブログの内容をすんなり受け入れられ、メソッドを実践できる方は、ご自身の最も高い波動域では、そこを超えているのです。
本来、科学、そして科学する心に、決まった道筋はありません。
光の皆様.
皆様ご自身が、科学から離れたところでスピリチュアルを探求していると思いになっているとしたら、それはあまりお勧めできません。
私たちスピリチュアリストは、「背後にある何ものか」を探求する者です。
言ってみれば私たちは、実践派の科学者なのです。
今、私は、三密度物質世界の常識として、自分を科学者とは言いませんし、スピリチュアルも、当面、科学という言葉とは使い分けるでしょう。
でもそれは、あえて周囲と論争などして、低レベルな想念波動を増幅するのが好ましくないからです。
あなたが、ご自身の心にフタをし、開けようとしないのは、それとは全く違います。
科学者を含む否定派の人達の、この地球での’科学’を盾にとった、少々奇妙な言い分を、まずは奇妙だな、変わってるな、と認識し、
あなたの心に覆いかぶさっている、フタの鍵を開いてください。
そのうえで、否定派の人達の言い分を、スルーしていただきたいと思います。
あなたの探求心を損ない、頭上に重い壁を作る観念を、あなたが打破したら、
そのときは、あなたは、心に余裕を持って、批判的な人々に対応できるでしょう。
「彼らって変わってるな。まあ調子を合わせておこう」と。
私がお勧めする「思考の折り合い」とは、そういったものです。
もちろんそれは妥協ではありません。それどころか、あなたの魂の進化に妥協を許さないための、心理武装なのです。
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