霊性開発のフェーズとネガティブの手放し

夜明け






  
    
      

地球さん
 あなたの霊性開発のフェーズはどのへんにあるか、考えてみましょう
    

   


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高貴なる光の皆様、いかがお過ごしでしょうか。




前回、記事を書こうとしてたらPC画面が真っ黒になり、修理に出していたわけですが・・




PCが戻ってきました。




戻ってはきたのですが、どうも完全に直ったわけではないらしいので、また出すことになりそうです。とはいえ今は回復しています。今のうちにバックアップを取らないといけないんですが・・ともあれこれを書いています。



ところで、お知らせ記事の後でチップを下さった方がおられました。記事へのチップというより、もしかしたら修理代のカンパだったのかな、とも思います。お礼のメッセも書きましたが、この場を借りても再度お礼申し上げます。






さて、早いもので今年もそろそろ年末ですね。11月11日には巨大タイムゲートも待ち受け、楽しみにしている方も多いでしょう。






手放しへの考察、皆様少しは進捗なさったでしょうか。





前回、祈りの会の行事で、手放しのマントラをやることを書きました。どんな具合になるか気になりつつ、私は今回は参加をスルーすることにしました。



ST氏やA氏など、手放しをしているつもりで「寄越し」になってしまう方々は案外沢山いらっしゃいます。そういう方々が、今回の会の行事で手放したものは、恐らく五井尊師や現会長をはじめとする高位の方々が吸い上げてくれる、ことにはなっているだろうとは思ったのですが・・、


それでも何かしらの夾雑物がこちらに来るかもしれないと思い、遠巻きに様子を見ることにいたしました。




行事のあとですが・・・今もって、彼らからくる依存波動が完全になくなったようには見えません。


もっとも、たった一度の神事で手放しがマスターできるくらいなら、誰も苦労はないでしょう。会にはこの先も、手放しを重視したメソッドの研究をしていただきたいところです。







つらつら考えるに、世界でもトップレベルのスピリチュアルメソッドを提供してくれているこの会で、手放しメソッドについて具体的で有効なものを提供してきていないのは、五井尊師や現会長にとって、必要のないメソッドだからでしょう。


「世界平和の祈り」や「消えてゆく姿」だけでもご自身には必要の無かったメソッドですから・・。この物質地球での市井の人としてのご経験を通して編み出されたのです。手放しとなると、さらに難しいものがあると思います。





五井尊師にとっては、手放すもなにもなく、この世に生まれてきた当初からほとんど「無い」ものであり、現会長もその過程を五井尊師指導の修行で抜けてしまっていると思われます。それをそのまま私たちに伝授しても、うまく行かないでしょう。



私ですら、自分のメソッドをそのまま皆様に提供しても、効果が上がる方がごく一部なのを痛感しているくらいですから、彼らなら尚更と言えそうです。






双葉 霊性開発の機序





さて、過去記事を再読いただくことをお勧めしましたが、特に「手放し」と題した記事はなかった一方で、そこかしこに手放すという言葉が出てくると思います。手放しという言葉を使っていない記事であっても、実は本質的には手放しについて書いているものも多々あります。



それほど、手放しというのは大事で、また困難でもあるのです。




どんな魂であるにせよ、大半の人はこの地球で何千何万、人によって何十万と輪廻転生しているので、その過程で蓄積したネガティブが、心の底辺に沈殿し、こびりつき、ふたがれており、心の闇と呼ばれるものになっています。


当ブログの記事を読むだけでも、それら、眠っていたネガティブが刺激されていると思います。





ということを踏まえて、今回は、霊性開発(ひいてはアセンション)がどのような段階を踏んでなされていくかを、あらためて整理してみたいと思います



それを俯瞰してみて、ご自身のアセンションがどの段階にあるか、考えてみられるのも、霊性開発の役に立つと思います。






双葉 霊性開発の開始





霊性開発の最初の段階を一言で言うのは少し難しいかもしれません。言ってみればこの地球に生まれ落ちた時から始まっていたとも言えます。



また、魂の来歴もさまざまで、地球に来る前の来歴も、この地球での経験がどれくらいあるかもそれぞれです。


しかし、今の時点で当ブログを熱心にお読みになっている方は、おおむねスターシードであろうと思います。





どんな来歴を持っていても、多くの人は、物質世界での生活に埋没していて、意識がスピリチュアルに向いていません。あるいは、向いていたとしても霊性開発とは程遠い、詐欺的なものや眉唾なものに引っかかっていたりします。




そんなわれわれが、なんであれ何かをきっかけに、霊性開発の階段を本格的に昇り始めます。


物質世界でどう見えるか──スピリチュアル好きであるとか宗教に入っているとかいったことは無関係です。



物質次元を超越した、科学的事実として、高位次元からの光を自分の身に降ろす時が、霊性開発が開始されたときと見ていいでしょう。



具体的には、「世界平和の祈り」に出会うとかですね。もちろんそれ以外の入り方をする人もいるでしょう。






これはその人にとって第二の誕生とも言える画期的な出来事です。これ自体も個人のレベルではイベントと呼んで差し支えないくらいです。ほとんど眠っていたその人の魂が、高度なレベルで振動を再開します。



守護の神霊が、このときとばかりに強力な光を送り、その道筋を続けるように促します。したがって色々なことが思わぬほど順調に行ったり、実際に光を見たりすることも多い時期です。



たゆみなく祈りやマントラを続け、高位次元からの光をいただき続けますと、その人の器は急速に浄化され、本来の清らかな自分に向かって進んでまいります。


ちなみに、この「器」とか「場」とかいう呼び方は、まさに私たちがそのようなものであるからです。清らかな水のような光が注ぎ込まれると、器が綺麗になるように浄化されていくということです。






尚、祈りやマントラなどのツールやメソッドを使わずに、霊性開発をしていく人達もいます。しばしば高い知能を持ち、意識するしないに関わらず哲学的な考察を持っていたりします。あるいは古来からの宗教をよく研究し、深い造詣を持っている方もいます。



ですが、この過酷な惑星では、何のツールも使わずに霊性開発をするのは、登山用具を使わずに精神力だけで垂直の壁を昇るようなものです。やがて行き詰まってしまう人も多いでしょう。またワンダラーのように、他人の闇波動を引き寄せてしまう人なら尚更、ツールを使わないで進むのは困難をきわめます。





が、どんな道筋を行くのかは人それぞれで、「寄越し」などで他の人の霊性開発を妨害するのでなければ、こうしなければいけないという法もありません。



ともあれ魂が振動を再開するときが、霊性開発の最初の段階と見ることができます。






双葉 因果応報から本格的な浄化へ





さて、たゆみなく祈りやマントラを続けている過程で、実はかなり多くの手放しもしてしまえます。これはカルマバランスによるものです。



人は輪廻転生の過程でいわゆる「良いカルマ」と「悪いカルマ」を蓄積します。これらは貯金と借金のような関係にあり、良いカルマが増えれば悪いカルマと相殺してしまえます。


「世界平和の祈り」などで高位次元から光をいただくことは、良いカルマを増やすことにもなります。それによって借金を返済するように悪いカルマを解消することができ、さらに光を増やせば、今度は貯金が増えるように光が増していきます。


それはちょうど、濁った水の入ったコップに、清らかな水を注ぎ続けると、自然に綺麗な水になっていくのに似ています。あんな感じで急速にその人自身の器も綺麗な光で満たされていくわけです。




しかし、なにぶん、何千何万と転生を繰り返しているのですから、悪いカルマを、それだけですべて綺麗にできるとも限りません。




霊性開発、つまり具体的には祈りやマントラを始めて、すぐに綺麗になるのは、最近のカルマです。これも汚れと同じで、時間が浅いものや、根の深くないものは割と容易に綺麗にしてしまえるわけです。


それもあって、多くの人は、祈りを習慣化した当初は器が急速に綺麗になり、良いことが続いたりするわけです。




まだ因果応報のサイクルの中にある人は、器の底のまた底に眠った根深いネガティブを解消するというよりは、器に入っている水を綺麗にしたり汚したりを繰り返している段階です。良いカルマが多いと幸運が続き、悪いカルマが多いと不運に見舞われる、その繰り返しを、「上がったり下がったり」と当ブログでは呼んだりしています。



これを良い方に向け、運気を良くすることをスピリチュアル、霊性開発と混同している人もいるようですが、本当の霊性開発はそうしたものではありません。

(とはいえ、スピリチュアルへの入り口として、何がしかその恩恵が得られれば、それによって本格的な霊性開発に入っていくための、ステップボードになる人も多くいますので、一概に悪いことでもありません。)





そのまま順調にいけば問題ないのですが、根深いカルマ、ネガティブ想念とか業想念とか呼ばれるものは、実はその器の底の方に眠っています。


もちろんそういうものが殆ど無い人もいますが、多くの人にはあります。これはその魂の性質にもよりますので、良いとか悪いとかいうものではありません。





霊性開発が本格的になると、因果応報サイクルからの脱却のフェーズに入ります。眠っていたカルマ、ネガティブが、汚れが浮き上がるように徐々に湧き上がってきます。



つまりネガティブというのは、幾重にも折り重なるようにして蓄積していて、最も根深いものに関しては固くフタがされ、プロテクトをかけられたような状態になっています。「もう無くなったかと思っていたら、まだあったの・・?」なんて感じで、浮き上がってくることも少なくありません。


それらを完全に解消することが、因果のサイクルからの脱却につながります。





このフェーズにも波があり、眠っているカルマ、ネガティブの全てが一気に噴き出してしまうと、非常に過酷です。


ですので大抵は、段階を踏んで出てきます。苦痛な時期と、楽な時期を繰り返す場合もありますし、苦痛が常態のように長く続く場合もあります。




「今のうちに手放してしまいましょう」と当ブログで強調するのは、今は地球がアセンションするという未曾有の時機だからです。個々人のペースだけで進んでいければいいのですが、今後、地球の波動の上昇が加速してまいりますと、手放せていないカルマが一気に噴き出してくることになります。


地球のアセンションは地球人類との兼ね合いですが、何度も繰り返しておりますように、地球さんにも限界がありますので、いつまでも待ってはくれません。この道筋についてはまたあらためて考察してみたいと思います。






出てきたカルマがどうなるかですが、分かり易いのは、災害や病気など、目に見えた苦難となるケースです。当ブログで「現れ」と呼んでいるものですね。



ですが、これも、元は想念ですから、病気になればネガティブが解消できた、とも限りません。


病気になったことで、自分の魂は進歩した、これでもうこのカルマは終わった、消えたのだ、と思えれば、ネガティブは払拭されることでしょう。でも、病気になったお陰で酷い目にあった、それにあの医者のお陰で後遺症になった、ちっとも良いことじゃない、などと、心の中で不満が渦巻いてしまうようなら、ネガティブを手放したとは言えません。


ですから「これで消えたのだ」と思えるようになった時点で手放しができたということです。そう思えるようになるまで、何度でも似た事態が襲い掛かってくるでしょう。





言い換えるなら、ネガティブは、すんなり手放せれば「現れ」にはなりません。



この物質世界でのあらゆる苦悩や苦難は、ネガティブがすんなり手放せなかった場合に「現れ」として生じるのです。





この、「ネガティブがすんなり手放せない」──。これこそが、我々を最も苦悩させる障壁です。




目に見えたり、見えなくても感じられる人も多いのではないでしょうか? まさにネガティブが、べったりとタールのように自分の頭や体にこびりついて、放そうとしても放れてくれない──。


全てのネガティブがそうだというわけではないのですが、そんな、執拗なネガティブがあります。見えても見えなくてもそこにあります。




この「現れ」ですが、病気やトラブルなどの、物理的な現象となって現れるとは限りません。



たとえば自分の中のシャーデンフロイデやルサンチマンに気付いたとしますね。すると、そのことに苦悩を感じます。人に嫉妬をすると、嫉妬している自分に非常に苦しみます。これも、心理的には「現れ」の一種です。


私が内省をお勧めするのは、それによって、つまり、あえて心の中での「現れ」として経験してしまうことによって、物質的な現象になるのをとどめ、その前に解消してしまうためです。



心の中の葛藤も苦しいものですが、それが起きないようにフタをして放置しておけば、いつか噴き出します。そういう形で出てくる「現れ」は、何かのトラブルやアクシデントなどとなって、苦悩が拡大したり長引いたりします。




もちろんそうした経験も、魂の成長の過程ともなります。その意味では、この低い波動域で、あえてネガティブを経験するのも、悪いことばかりではありません。が、それも程度問題で、あまりに苦痛がひどいとアセンションから降りてしまいます。つまりアセンションをするのであれば、もう闇を掴んだり、しまいこんだりしているフェーズにはいないということですね。








光を得ることと、闇を手放すこと──この二つは霊性開発に必須の要素です。スピリチュアルにおいて、光を得ることは重視され、そのツールやメソッドも研究されていますが、闇を手放すほうのメソッドについては、スピリチュアル全般、研究というほどのものがありません。




というのも、上述のように、光を得ることが、手放しにも繋がっているので、光を得さえすれば闇の手放しも自然にうまくいくように考えられがちで、事実、おおむねの部分についてはそれだけでも効果があるからです。



でもこの物質地球の波動環境では一筋縄では行かない面があるのです。闇の手放しには手放しなりのメソッドを、考察することが求められます。







双葉 もうひとつのネガティブ





さてこの霊性開発の途上で、別の種類のネガティブが生じることがあります。以前も少し触れましたが、上位フェーズに上がるときに生じるものです。


トンネル工事で瓦礫が出るように、新しいフェーズへと昇格する際、自分のそれまでの階層を打破する必要があり、その際の「抵抗波動」です。波動的性質としてはネガティブと似たものですが、あなたの中に蓄積したネガティブとは違います。



ネガティブとは、そもそも良いとか悪いとかではなく、ある波動レベルから見て、つまりそこを規準つまりゼロとして、波動域がそれより低ければマイナス、高ければプラスとなります。光も闇も相対的なものだと申しましたね。ネガティブも相対的なものです。




たとえば、祈りの会の次期会長──私は敬愛する五井尊師や現会長の話が多く、この方の話をあまりしませんが──その波動が色でいうと真っ赤だと申しましたね。綺麗な赤で、曇りや陰りが見られないすっきりとした赤です。その様子から見ても、彼女は恐らくその波動階層においては、ほとんどカルマを持っていないのでしょう。



彼女が例えばその波動階層から上に昇格するとします。それはご本人の魂が、そうしようと決めたときにそうするでしょう。


もちろん色レベルがイコール波動階層なわけではありません。色で見るというのはとてもざっくりした見方ですから。一口に赤と言っても波動階層は一つではありませんし、器の大きさもさまざまです。ですがここではざっくりとオレンジに昇格するとしましょう。


で、オレンジになろうとする段階で、綺麗でくもりの無い赤が、濁る場合もあるということです。つまり昇格の過程では、そういう意味でのネガティブも生じうるということですね。


すると、カルマを抱えていなかったはずの人も、その過程では再びカルマを抱えるような状態にもなりうるということです。



これは赤からオレンジだけでなく、どの段階でもあります。




それは、その人の魂が、より精妙な、それまで踏み入れて来なかった領域に入ってくると、抵抗波動が生じ、それがネガティブ波動となるのです。




トンネル工事もそうですよね。開発するまでは汚染物質でも瓦礫でもない。でも掘り進んでいくと瓦礫になります。


それまでは踏み入れなかった領域を、打破しようとする過程で、瓦礫などの汚染物質となるわけです。





物質世界での例を挙げますと、小さな子供は純真無垢で、穢れがありませんね。ところが成長するにつれ、苦しさや憎しみも経験するし、ずるさや嘘を覚えもするでしょう。

ではその子供は大人になることで、心が汚い別の人間になったのでしょうか? そうではありませんよね。



子供が大人になり、世界を拡大していく過程で、瓦礫のような抵抗波動がその人に襲いかかります。もしもその人が、それを解消し、本当の意味で大人になれれば、その人の心は子供の頃より美しいのです。


それがうまく行かなければ、つまり子供の心のまま、ネガティブを処理しきれず抱えてしまえば、その人の心は汚れたままです。それを人は「大人は汚い」などと言いますが、実は子供のままで、大人として成熟していないだけなのです。



つまり世界はそのような瓦礫やネガティブで満ちているわけです。そこに分け入っていくわけですから、そうしたものに汚染されてしまう場合もあるということです。その人の魂が本質的に汚いわけではありません。




これがもうひとつのネガティブですね。今回のミッションで、魂が波動域の昇格を目指している人ほど、より多く生じるものと言えるでしょう。




もっとも、長いスパンで考えると、自分の心の中にあるネガティブも、元はといえばこの物質地球の転生の中で、波動を上昇させていく過程で生じたものを、心の中に沈殿させてしまったのですから、本質的には同じものとも言えます。




つまり、霊性開発の過程で生じるカルマというのは、本来なら、いちいち掴んで自分の身の中に置いてしまう必要などなく、生じたその時点でそのまま手放していけるものなのです。


ことに今のように地球の波動が急速に上昇している環境であれば、それは容易になっていくはずです。






双葉 他人のネガティブ





それらは個人的なネガティブですが、それに加えてわれわれスターシード系を悩ませるのがカルマ寄越しです。



カルマ寄越しがどんなものかは、これまで縷縷述べてきましたね。当ブログを除くほぼ全てのスピリチュアル指導において、これを攻略するものと捉えていないこともです。ですが私は攻略すべきもの、少なくともそれによってより高度なアセンションを目指せるものと考えています。





われわれがしているアセンション・ミッションは、その惑星、惑星で、つまり現場、現場で、さまざまな様相があり、それに対してより柔軟に対応することが、より高度なミッション遂行になることは、論を待つまでもないことだと思います。



どんな仕事でも、現場の従事者ほど現場のことがよく分かっている者はいません。困っていることや、作業が滞る問題があるなら、解決するメソッドを思いつくのに最も適しているのは現場の人間です。




なにしろわれわれは、意識するしないに関わらず、常に高位神霊と繋がっていて情報交流しています。私の経験もまた、情報としてアップロードされています。祈りやマントラで波動を上げれば、それに対する何らかのアンサーが、自分自身の発想という形でもたらされます。何かを考察するというのは、肉体レベルでの頭だけで考えているのではないわけです。





多くのスピリチュアルは、アセンションを甘く見ているか、もしくは非常に神聖なものだと思うあまり、自分たち現場の作業員の、現場ならではの対応とか工夫とかいうものを、考えないか考えてはいけないものと考えているようにも思えます。




神聖という点はもちろん同意ですが、それを神棚に上げて拝んでいてもスムーズなアセンションにはなりません。実際、そうであればこそ、ワンダラー諸氏がここに派遣されているのだと思います。




ワンダラーが一般のスターシードと違う点は、地球人としての経験がかなり豊富であるという点です。どのくらい豊富かは人によるようですが。生え抜きの地球人ほどには豊富ではないかもしれません。その魂が、経験を積むために、いくつかの時代の、いくつかの人生をチョイスして、経験するという場合もあるようです。



しかしともあれ、ミッションの性質上、肉体としての人間を経験し、多くは市井で一般人としての苦悩や困難を経験します。それがまさに、メソッドを編み出すために必要な「データ収集」となるからです。そのためにわざわざ、魂の記憶を消し、痛みも恐れも知るごく普通の人間として、物質地球で生きるのです。






五井尊師は高度なワンダラーだと思われますが、彼の編み出した「世界平和の祈り」や「消えてゆく姿」も、それまでにない未曾有のツールなのです。現代に即した、誰にでも実行可能で容易に取り組めるツールは、彼自身がこの三密度世界で肉体に身をやつしたのでなければ編み出せたわけもありません。






双葉 霊性開発の到達点





その五井尊師ですが、私が「カルマ寄越し」と呼ぶ現象を、彼が認識していなかったかといえば、そんなことはありません。それどころか世界中そんなことだらけだと認識していたでしょう。何しろ彼はそれをされ続け、引き受け続ける、その渦中にいたわけだからです。



それでいて、彼がそれを深刻視していた様子はありません。



五井尊師の著書を拝読しますと、彼の道筋はとても理想的だったようです。元々霊的な方だったのですが、世界中から膨大な引き受けをするようになったのは後年のことだったようです。




神我一体となり、「空」と呼ばれる状態になってからは、どんな寄越しが来ても、その瞬間に寄越してきた本人に戻ってしまう状態になっていたのです。

つまり「空」と呼ばれる状態は、そもそもが寄越しなどの影響を一切受けず、跳ね返してしまえるわけです。相手が低レベル波動で攻撃してきても、その波動に自分の波動が一切侵されないということです。



言葉で言うと簡単のようですが、そんなことが可能な人は、くどいようですが、人類史上、数えるほどしかいないでしょう。私は一桁を超えるほどいるとも思えません。(もしいるとしたら、ごく小さな魂で、他の魂とは相容れないほどキャパが小さいとかなら、もう少し多いかもしれませんが。)






ですから、彼のような人が、ネガティブ想念をその身に引き寄せ、引き受けて浄化してしまう、というのは、ご本人が意識的にそうしようと思ってそうしていたわけです。


私が懸案事項としている、自分で望まないのにそうなってしまうカルマ寄越しとは、ここが違う点ですね。





ご著書を拝読すると、彼はその様子を楽しんでもいたようです。


何が楽しいかといって、それらのネガティブを浄化すればするほど、ご自分という器がどんどん大きくなっていくからです。闇を呑み込んでしまい、呑み込まれた闇が光になり、彼自身を大きくする──といったかたちで、浄化すればするほど大きくなっていくという様子を、楽しげに語っていらしたそうです。


数字で表しますと、闇がマイナスで光がプラスとするなら、その絶対数のままに光に変わります。つまりー100であれば+100に、ー1000は+1000になるのです。闇を引き受け、浄化が可能なまでに成熟した魂は、引き受け・浄化を繰り返すほど、自分という場を大きくしていけるということになります。まさにショータイムといった感じです。





つまりワンダラーというのは、そもそもそういうことがしたくてここに来ているようなものです。まさにこれこそ光の戦士のミッションの醍醐味と言えますね。






これは霊性開発の、一つの到達点とも言えるものです。それが「最終ゴール」というわけではないでしょうが・・。その到達点は、それぞれの魂の波動域に応じてあり、そしてその到達点の先に、さらなるフェーズがあるからです。



しかしながら、この到達点はワンダラー・パイオニア諸氏にとっては、本格的なミッションの開始を意味するものでもあります。





五井尊師のような「空」の状態にまで至る魂は少ないかもしれませんが、このように成熟した状態では、ネガティブはもはや手放すものではなく、即座に浄化して光に変換するものとなります。



そこまでになりますと、五井尊師のように、引き受けが楽しくて仕方ない、という状態になることでしょう。



もちろん、器の大きさや波動域は人それぞれですから、魂の状態に合わせていかれることになると思います。私自身、そこまで成熟したとしても、全ての闇を引き受けて浄化する予定はありません。自分のミッションに合わせ、フェーズフェーズで、可能なことをするまでです。






われわれが苦悩させられているのは、彼のように、そのような浄化ができるところまで到達した上で引き受けをしはじめる、という、理想的な段階を踏んでいけるようになっておらず、戦士として成熟する以前に、低い波動に執拗にまつわりつかれ、戦士としての成熟つまり霊性開発を妨害されてしまっているという点です。



「寄越しにも耐えなさい、あなたは光の戦士だから」という指導は多いのですが、自分の実体験としてそれを言えるのは五井尊師クラスの人です。ですが大抵は、高位の魂の受け売りで、口先だけの観念論を言っているだけの人が多いのです。



カルマ寄越しを私が懸案事項とみなすのは、まずは真に自立した光の戦士として成熟するほうが先決だからです。でないと仕事になりません。本来の仕事が100とすると、10くらいの仕事しかできない可能性があります。度を超えて負の影響があれば、地球全体のアセンションにも障害となります。もちろんワンダラーだけでなく、スターシードはアセンションの道筋を左右する大事な存在なのです。







双葉 霊性開発は帰郷への道でもある





霊性開発とは、つまり懐かしい世界への帰郷でもあると言えますので、途中の道は困難でも、その先には悦びが待っています。



まずは因果応報サイクルからの脱却、そしてカルマ想念の手放し、そしてさらに、地球と地球人類に光を放射し、さらにその上の段階に至れば、闇を引き受けて浄化します。引き受けができるようになれば、それによって器が拡大し、より大きな光を放射していくことができます。



ですが先走ってはいけません。まず霊性開発によって成熟しましょう。「カルマ寄越しの攻略」とは、レースに出る前に車を整備しろということです。




そのためにも、今時点ではスッパリ割り切って「引き受けない」ことも大事です。


それと同時に、自分の中に眠るネガティブの手放しもしていく必要があります。






また次回以降に、これらの攻略についてもう少し考察を深めていこうと思っています。PCが壊れていた間、私も自分の祈りだけしていたわけじゃなくて、皆様向けの攻略法を、思いめぐらしていました。また追い追い書いていこうと思います。






皆様お楽しみの、11月11日のタイムゲートは、予定通り同時瞑想をするつもりでおります。波動を上げてまいりましょうね。










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