目覚めていないスターシードは、音符を知らないモーツァルト

天使















目覚めていないスターシードは、音符を知らないモーツァルト

  スターシード、ワンダラー、インディゴチルドレン ②







引き続き、スターシードについての考察です。

前の記事で、スターシードとはどんな人たちを言うのか、どんな特徴があるかなどを説明しました。

また、彼らがいとも容易にイニシエーションができる潜在力がある、と書きました。

イニシエーションとは、スピリチュアル上の用語で、人が霊性開発(霊的レベルの上昇)をするうえで、ある大きな段階を卒業して、次の段階へとステップアップすることです。(詳しく述べると長くなるので割愛しますが、ゲームで言えばステージクリア、学校で言えば昇級するみたいな意味です)



イニシエーションは霊性における大きな進歩ですので、一生に一段階、多くて二段階くらいしかステップアップできません。


普通の地球人がイニシエーションを、三段階以上する場合、相当に苛酷な人生を選択しないといけません。たとえば、身体障害者など、ハンデを背負って生まれます。または人生の途上でそれに匹敵する状況になります。

霊性開発の観点から、身体障害者の人たちを「生まれながらの戦士」と表現したりする所以です。よほどの覚悟がないと苛酷な人生を選択する勇気はないからでしょう。




一方で、何かと生きるのが下手なスターシードですが、彼らは

身体障害者などに生まれる必要がなく、三段階以上のイニシエーションを一つの人生でやりきる潜在力がある

のです。




スターシードは元々、地球や地球人類のアセンションをサポートするという役割を持った人が多いのです。

地球人として、要領が良く、安楽な人生を送ったとしても、魂の目的としてはあまり意義がないわけです。

また、ヒーラーとは限らない、と前述しましたが、それは、職業的にヒーラーをしているとは限らない、という意味で、そもそも、普通の地球人より高い周波数に生きているスターシードは、生まれながらのヒーラーとも言えます。


このように書くと、スターシードは、全員がアセンションをけん引していて、私が言うところの「光の戦士」であり、「祈り人」であるようですが、そうとは限りません。

スターシードであっても、祈りや瞑想など、何らかの方法で浄化する術をマスターしないことには、周囲の汚れを引き受るだけ引き受けても、そのまま水道管が詰まるように、汚れた波動を自分に溜め込んでしまうばかりです。

そうなるとストレスを抱え込んで病気になったり、時には人と接するのを恐れ、引きこもりになったりしてしまいます。





このブログは、主には、光の戦士、祈り人に向けて書いています。なので、彼らとスターシードとの定義についても触れておきましょう。


これまで光の戦士、祈り人について何度か書いてきました。

彼らが全員スターシードであるとは限りません。普通の地球人で、魂が人々を浄化するミッションを持って生まれてきた人も大勢います。長い地球転生の経験から、人々に分かりやすい指導ができるのも、一般的な地球人の求道者に多いと思われます。

逆に、スターシードであっても、アセンションなどに目覚めないまま、人生を終える人たちも沢山います。彼らがいかに宇宙人としての高い波動を潜在的に備えていても、開発しなければ、それを高め、地球の波動浄化を担うことはできません。


彼らも他の地球人同様、その魂の目的を、自覚しながら生まれてくる人はまずいません。ですから本人がその気にならない限りは霊性開発はしないし、もちろん光の戦士までには成熟できないのです。

せいぜい、ごく狭い範囲だけ浄化するか、ヒーラーになって人の具合の悪いところをちょっとだけ治してあげる程度ならできるかもしれませんが・・・。

周囲の低い波動に辟易し、上述のように、病気になったり、人嫌いになってしまうことだってあるわけです。なまじ周波数が高いので周りのカルマを引き寄せやすく、その分色々なトラブルに見舞われてしまいやすいのです。

つまりスターシードが常にスピリチュアルに優れているとは言えないわけです。



ただし、スターシードは一旦霊性開発に目覚めれば、非常にスピーディーに波動を高めていくことができます。戦士として成熟したスターシードは強力で、広い範囲で地球の浄化をし、アセンションをけん引することができます。








つまりスターシードとの関係で言えば、現在、光の戦士、祈り人である人の中には、スターシードもいれば、そうでない人もいます。

スターシードだからといって、光の戦士になることを肝に銘じて生まれてくるとは限らず、その人たちはもやもやしたまま人生を終えることもあるわけです。




しかし、それであるがゆえに、なおさら、スターシードでありながらまだ目覚めてない方には、ぜひ、アセンションに目覚め、参画していただきたいものだと思います。







アセンション的な観点に立つなら、目覚めていないスターシードは、ピアノに触れたことのないモーツァルトです。

ずば抜けた素質を持ちながら、自分の中に潜む力を知らないままでいるのです。







この銀河の、アセンション潮流の、なかんづく最も壮大にして未曾有な実験であるこの地球の、物質レベルからの次元上昇というまたとないアセンションの場に立ち会い、ともに上昇している私たち地球人類

スターシードはただその場に立ち会って、地球という、かつて浴したことのない物質波動を体験し、学ぶだけで終わる人も多いかもしれません

しかし強力で広範囲な波動で一瞬一瞬の場を浄め、波動を上昇させる力を、長い転生の経験によることなく発揮する素質を、生まれながらに持つスターシード

もし目覚めていただければ、例外なく優れた戦士、または祈り人になられるでしょう。







このログをお読みで、自分はスターシードではないか? と思われた方、

私の過去ログの、「世界平和の祈り」「ガヤトリーマントラ」あるいは「マカバ瞑想」などを、ためしにやってみていただければと思います。

スターシードの波動的潜在力は普通の地球人の三倍以上です。やればいきなり光を感じる方も多いと思います。

ご自分が何者かわからず孤独感を抱いておられるなら、高次の波動に触れる時、きっと暖かいものを感じられるのではないでしょうか。

そしてご自分のルーツに誇りを感じ、「仲間」と波動的につながりを持つことができるのではと思います。





ところで、潜在的にその力を持ちながら、必ずしもスピリチュアルとは限らない、と言えば、インディゴ・チルドレンが思い浮かびます。

次の項で触れようと思います。








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