魂の段階に応じてのメソッド③
つづいて、3つ目のタイプです。
二つ目のタイプとあまり日を空けずにログしてますので、前ログをごらんになってない方はご参照ください。
「自分の祈りが霊的な浄化になり、アセンションすることに歓びを感じている。個人的な望みより、人類が救済されることが大事だと思う。スピチュアルで人生が好転すればいいとは思ってるけど、それは神様が叶えてくれるもの。そもそも、そうした願望を持たなくなることこそが、霊性が高まった証拠だと思っている。」
スピリチュアルに深い意義を感じていて、霊的な意味での光を求めており、現世利益はまあ、そんなに求めてない。
もちろん、現世での望みもあるんでしょうけど、運命が好転するとか・・・要するに、たゆみない祈りを続けている者には、上位の神霊がたが救済してくださる、といった、受け身的な発想の方。
より深い信仰心を持っているというんでしょうか・・真面目で厳格な宗教者なんかにいそうなタイプですね。
昔からある信仰では、何かを望むこと自体「煩悩」と捉えているため、望もうと思わない面もあるのでしょう。
良い行ないやたゆみない祈り、人々のために尽くしていると、神様がお取り計らいくださって、幸福になれる・・・といった考えの人です。
このタイプの人は、現世的な望みはさほど無いようですが、霊的な進化に情熱があります。
神の救済を信じており、あるいは信じたい。肉体人間としての自分は普通でいいけど、霊的には高いレベルになりたいと考えている。
ある種、二つ目のタイプよりも熱心に、霊的な開発への希求が強いのかもしれません。
これについては、私がよく行くお祈りの会の人を例に取りたいと思います。
私がときどき話題に出す、世界平和の祈りを提唱している会です。
このお祈りの会は光明思想といって、「無限なる〇〇」 といつも唱和しています。
無限なる愛 とか、無限なる光 とか、
無限なる富
無限なる成功
無限なる供給
無限なる若さ
など、と無限、無限、と繰り返し唱和している。
この祈りの提唱者の先生は、今は肉体から離れ帰神されましたが、私が師と仰ぐ方の一人です。
生前、宇宙神とつながった人には不可能など無いと言っておられらようです。
そこでいう不可能など無い、というのは、この肉体世界においても、不可能など無いという意味です。そして、無限、無限と繰り返させている。
言葉や表現は違いますが、際立ったスピリチュアルを説く場合、大体は同じことを言うようです。
ところが、不思議なことに、私がこれまでお会いしたことのある会員の方、誰一人、上記のことが本当だと思っていないようなのです。
毎回唱えているけど、なかなかそこまで至らないなあ・・・ならわかるのですが、どうも、「無限」ということ自体を信じてないらしい。
話から察するに、「無限なる富とか成功とかいうけど、そんなの現実には無理」と思っておられるようです。会員さんが沢山いるので、中には完全にそれを信じて目している人もいるかもしれませんが、私の周りにはいません。裕福な人や地位の高い人などはいますが、霊性開発によってその境地に至った、という風でもないようです。
(ちなみに、私は特定の宗教や、特定の団体をお勧めするつもりはないのですが・・もしも、一ヶ所だけ勧めるとしたらここと言えます。
時々見かける、おかしな団体みたいな胡散臭さや、入ったら出られないなんて懸念が無いので、勧められるところです。
ここに入れば世界平和のために霊的な働きができる、という意味では最高の団体の一つだと思います。
なので、この会を批判したいわけではなく、こうしたタイプの方々というのを説明するうえで例に出したんですが・・・)
ではそうした信仰を持っていても、あまり意味がないのでしょうか。
いえ、多分、霊性の開発ということと、この物理世界での実現ということが、シンクロしない、結びついていない、ということなのでは、と思います。
こうした人は、一つ目のタイプとは離れており、それでいて、二つ目のタイプは理解できません。
しかし、二つ目のタイプと、魂の段階的には、そう違わないように見えます。
では何が違うのでしょう。
光の戦士、祈り人として、魂の目的は、この地球、そして自分自身の霊的進化、つまりアセンションにあるとわかっています。
その意味では同じなのですが・・・
ただ、そのことと、自己の個人的な願望を成就させることが、深く関係しているとは思っていず、
せいぜい、自分はこれこれの徳を積んだから、その功績に対して、神様が光を下さるだろう 的な、
よくある、「神様ごぼうび」的な意味での「関係」という風に思っているのかもしれません。
しかし、私が、たびたび述べておりますように、アセンション的な段階に至った人、因縁因果のサイクルから脱却した人が、この物質界で望みを叶える、本当の意味でのスピリチュアルな引き寄せ、というのを重視する理由は、
この物質世界では望みもままならず、制限に満ちた生活に終わりながら、アセンションに至る、よりも
アセンションによって至れる段階がより高度なレベルであると考えられるからです。
(このことについても、うまくまとめられたら別途、後述します)
私はこれについて、しばしば、医学などの、基礎研究と応用研究を思い浮かべます。
分子生物学関係の本が好きでよく読むんですが、今話題の再生医療、ips細胞なんてのがありますね。
私がそのトピックを初めて耳にしたのは十年も前のことです。その後ノーベル賞を獲り、華やかに報道されたため、一般に知られるようになりました。免疫上の問題や、倫理上の問題などをクリアして、すぐにでも再生組織移植が可能なものと思われがちですが、、未だ、スタンダードで安定した治療法になっていません。
ips細胞は、ES細胞やクローン技術などがその下地にあり、それも含めると長い道のりを経てきているわけですが、もっとも近い目標である創薬研究の分野ですら、極めて多くのハードルがあり、実用まではあと一歩のようです。
(余談ですが、個人個人の再生臓器などオーダーメイド治療に使われることは、将来的にも無いかもしれません。)
基礎研究から応用にこぎつけるための研究を、橋渡し研究というそうです。これが、基礎研究にも匹敵するくらいの厄介な課題を越えないといけないわけです。
漠然と考えられているよりずっと、基礎から応用への道のりは長いようです。
それでいて、基礎をおろそかにすると、応用に持っていったとき、さまざまな問題が生じて、狭い範囲での応用しかできません。
私はこれが、アセンションの過程とよく似ていると思います。
霊的な進化を基礎研究としますと、この物理次元において、実際に手に取れる形に変えることが応用と言えます。
話をもどしますと、このタイプの方々は、強い信仰心によって(それが誤った信仰でなければ)、潜在意識に、かなりな光を蓄積しています。
人間の潜在意識には、誰しも、プラスとマイナスが蓄積されています。プラスが光で、マイナスが闇です。
光は、闇の消しゴムのようなものでもあるので、光を蓄積することで、徐々に、そして確実に、闇を消し、光を優勢にしています。
いわば基礎的な面を着実に固めており、準備を整えてきている、という状態と言えます。
ただ、基礎と応用の例えのように、それが、物理的な現実世界での実現とむすびついていない、という状態です。
ご本人が、霊性の開発こそが大事なので、さほど結びつける気が無いのかもしれませんが。
もちろん、そのままの考え、方向で行ってもいいわけなのですが・・・。
ただこのブログの読者に多くおられるであろう、スターシードや、ワンダラーは、今時点のこの世界の波動を、壮絶に重く感じていると思いますので、この物理世界で、ある程度の実現力を持っていないでは生きられませんし、
何か大きな夢を持っている人など尚更でしょう。
その意味もあり、この、潜在意識に蓄積した光を、どうやって物理世界での実現と結びつけるか・・・というところがポイントと言えます。
二つ目のタイプとの違いは、それを、本人が、自覚しているか、いないか、といった差と言えましょう。
では、一応三つのタイプに大別したので・・・ご自分がどれに当たるか大体見当をつけていただき・・・
次のログから、そのためのメソッドについて整理していきたいと思いますが・・
来月には久しぶりの大きなエポックポイントが控えておりますので、それも見込んで、
波動状況なども踏まえながら、ご説明していきたいと思っております。
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