潜在意識と顕在意識│アセンション

潜在意識と顕在意識

2019年09月27日 | スピリチュアル

　秋分の日を経て、ますます上がる世界の波動に合わせ、私たちも意識を上げていきましょう
　　　　

光の皆様、いかがお過ごしですか？

秋分の日はいかがでしたか？

私の波動的観測では、潮目が変わりました。もちろん良い方にです。秋分の日だけのことはあります。皆様がこちらのタイムラインに乗っておられるといいのですが。目が変わったということは、一つ大きな分岐をしたということでもあるでしょうから。

このタイムラインから、離れてしまった方もいるかもしれませんが･･･、多分、その方は当ブログのツールを続けていられないでしょう。続けるのが苦痛で、やめてしまっていると思われます。

私はと言いますと、処理、処理の連続で、ひと段落しそうになるとまたどこかから湧き上がってくる･･･という感じではありました。ドアの外側に「処理中」とプレートをぶら下げておきたいくらいです。

今もそれは続いていますが、秋分の日のお蔭で、何と申しますか、ネガティブな波動が照準できるようになり、助かっています。

その前までは、何といいますか、ネガティブがボアーッと広範囲にわたって渦巻いており、どうやって収集していいか分からない感じでしたが、悪いものがまとまってくれたので、かなり処理しやすい･･･という風に変わりました。仕事がしやすくなりました。意識の照準を、天体配置のエネルギーが助けてくれたようです。

また、読者様からの依存的な波動は軽微でした。ネガティブがこちらに来たといえば来たけど、まあ、言いだしっぺなんだから仕方ないか･･･くらいの処理量でした。

同時瞑想のメソッドについて、いろいろ注意を挙げさせていただきましたけど、うまく意識をコントロールしてくださったのだろうと思います。ありがとうございます。

それがまた、皆様ご自身の、同時瞑想の効果を増すことにもなったことでしょう。波動の精鋭の皆様の頼もしさを感じます。

あとは、それだけ上昇勾配が急カーブになってきて、ついて来られない人がポロポロ出てきてるのかもしれません。

当面はそれでいいと思います。

「ついてゆけない」というとき、ご本人が、「とてもレベルが高くてついてゆけない」などと思うことは、ほとんどありません。「勉強がついてゆけなくて脱落する」、みたいに本人が自覚する事は少なく、「どうも祈りがそんなにいいという実感がない」とか、別の指導を見つけて「こっちの方がずっといい」と思ったりとか、自分の自由意志で他に意識が向く、というかたちで離れていきます。

でもどうぞ意を強くしてください。当ブログは波動上昇の最も高度で先進的なフェーズにあることを目指しています。今の地球の波動の様相は、「上限を書き換える」ことが大事だと思われるからです。

寄越しがなかったかと言うと、すさまじいのですが、読者の皆様とは違います。これまで世界のそこここから湧き上がるものを処理していたのですが、秋分の日以降、私の中に蓄積されていた、過去に寄越されたものが、ふたを開けたように湧き上がってきています。今処理中なのは主にそれで、加えて、普段の生活の中で出会う人々です。

会う人会う人、ちょっと会話を交わしただけでも、時にはすれ違っただけでも寄越されるので辟易しますが、それだけ世界に光が入って、波動が動的になっているということです。汚れが湧き上がりやすくなっているのですね。これは、光の皆様の中にも、実感してらっしゃる方が結構おられるかもしれません。

　上昇は順調ですが、上昇勾配は上げたい

ともあれ、私たちのいるタイムラインの上昇はとても順調です。ご安心のうえ、たゆまぬ波動の研鑽に努めてまいりましょう。

もっとも２０１２年の冬至以来、エアポケットのように一時的に下がることはあっても、波動環境が下降側のラインに乗ってしまったことはありません。常に上昇側のタイムラインに乗れております。

私は今後もそれが順調に進むと見ていますので･･･、問題にしているのは、どのくらい速やかに、どこまで昇れるかです。

何度となく強調してまいりましたように、同じ上昇でも、低いタイムラインを取るとそれだけ過酷です。薄氷を渡るような、きわどいラインもいくたびか経験してきました。アセンションツールのたゆみない実行は、それを回避し（回り道をしてよけていくのではなく、上側に回避し）、より輝かしいあなたを、この地球世界で実現してゆくタイムライン、波動世界を目指します。

それはアセンションの醍醐味、カタルシスを、あなたに味わわせるでしょう。

この地球世界で、肉体をまとっている間に。

因果応報サイクルの、上がったり下がったりの運気から解放された、絶対幸福の世界に。

それを成し遂げられる方が1人でも多くいれば、他の人達もそれだけ輝かしい世界へと引っ張られるわけですから、一石二鳥、いやそれ以上ですよね。

前回まで、しばらく、神や上位神霊方への感謝の祈りについて書いてまいりました。

今回は久しぶりに潜在意識と確信の話に戻ります。では始めましょう。

ざっと流し読んだだけで、ハイハイ、分かってる分かってる、は、ナシですよ。

高度なスピリチュアルは、理解が浅い人ほど、どの記事も同じに見えます。

でも、理解が深くなると、発見します。あなたが知りたいこと、役立つことをです。

私がセオリーの説明をするときは、そのおつもりで。あなたが、魂のレベルで理解することが、そのまま、潜在意識の攻略となるからです。

　今更ですけど、潜在意識って？

ところで、ここであらためて考察してみたいのですが、「潜在意識」って何だと思います？

これ、大事ですよね。

潜在意識のレベルで確信していることは、すべて実現する、っていう、その潜在意識ですから。

潜在意識ってだけで、何だか、自己啓発セミナー的な用語っぽくもありますね。スピリチュアルよりはそっちで使いそう。

そして、奇妙に、私たちが、普通に知ってるコトバですね。いつから言ってるんでしょうね、潜在意識って。私が若い頃には、もう一般的な用語で、潜在意識に訴えるサブリミナル音源なんていうのが流行りました。今もあるかもですね。

「潜在意識というのは、すごく素直なもので、そこに語りかけるとその通りにしてしまう」なんて話も読んだことがあります。無垢なる子供、みたいなイメージです。

そう言われると、潜在意識って、顕在意識よりも大切で、すごくスピリチュアルな感じもあったりしますね。

でも本当のところはどうなんでしょう？

皆様は、潜在意識の方がスピリチュアルで、顕在意識の方が、肉体的・物質的とか思います？

そういう風に取ってしまいがちです。が、私はそうは考えていません。

むしろ逆なんじゃないかと思っております。

ちょっと考えてみてください。

何か縁があって･･･、何かに導かれて･･･、何となく・・・、とか･･･

そうやって、当ブログに辿り着いた方はおられると思います。

それは、心のどこかで、何か満足できないので、ネットの中をさまようんですね。で、ご縁があって、当ブログに辿り着いたと。

この、「心のどこか」というのは、私は魂とか、呼んでるんですけど、魂というのがあなたの本質ですよね。

とにかく導いてるのは潜在意識というよりは、あなたの本質、魂です。

でもそれは潜在意識ではないはずです。

顕在意識の方が、むしろ、魂の希求に近いのです。お気づきではないですか？　

当ブログを読んで、あ、いいな、私も「世界平和の祈り」をしよう　とか、

「グレートアトラクターのマントラ」をやると、ワクワクするよ！　とか

財と富の神に祈ると、光を感じます　とか

それって、全部、顕在意識で思ってることではないですか。

これはいい、ウン、納得。続けよう、と思うのも、実際に続けているのも、顕在意識下で、あなたが肉体上の想念でしていることです。

頭上の壁だって、顕在意識の方が先に、「よし、破ろう！　行こう、この世界の先に！」と思います。

そして、潜在意識の攻略をはじめます。

つまり、顕在意識の方が、先を行ってるし、スピリチュアルなのです。どうです？　意外かもしれないけど、言われてみれば納得でしょう？

私が「潜在意識を攻略しましょう」と繰り返すのは、つまり、潜在意識を啓蒙しましょう、顕在意識が思う通りのことを、潜在意識にも思わせましょう、ということです。

それは、潜在意識が、確かに子供のようではあるけど　「素直な子供」どころか、むしろ、「分からず屋の子供」で、そのくせ顕在意識の足をひっぱっている、幼い心だからです。

「幼さ」とか、「子供」というのは、スピリチュアルにおいては、別に良いことではありません。

戦争を引き起こすのは、成熟した大人の魂ではありません。幼稚な子供の魂です。肉体ではなく、魂の幼さの話です。

どんなに知能指数が高くても、魂が幼い人は、平気で人を傷つけますし、ずるいこともします。良心も傷まないのです。（というか、何かしてから良心が痛むまで百年以上かかったりします。鈍いのです）

あなたは顕在意識で当ブログを読み、ある程度以上には納得するからツールを実行しているわけです。それはあなたの顕在意識の方がスピリチュアル的に成熟している、何よりの証拠です。

顕在意識の方が、はるかにあなたの本質、ハイアーセルフに近いのです。

では潜在意識は何をしてくれているのでしょう？

　　

　潜在意識は記憶のアーカイブ

顕在意識と潜在意識。本当は、明快な区別はなくて、どちらもあなたの意識です。

意識、っていうと、少し曖昧ですが･･･自我を形成しているものですね。

その大半を、記憶が占めています。記憶があなたの意識を形成しているとも言えます。それが全てではありませんが・・・。

ざっくり言えば、潜在意識は、記憶のアーカイブです。蓄積された記憶、記録と言い換えてもいいですが、それが、意識の形成の元にもなっています。

たとえば、何か嫌なことがあったとします。

よく、「フテ寝」とか言って、寝て忘れちゃう人とかいますよね。それとか、飲んだくれて忘れるとか。

そこまで簡単じゃなくても、何日かすると、忘れます。

本当に忘れているんじゃなくて、記憶を、奥の方に押し込んじゃうのです。その記憶の格納場所が、潜在意識。

潜在意識も顕在意識も、ひっくるめて意識ですので、顕在意識だけ綺麗になっても、潜在意識に何かネガティブなものが溜っていますと、意識全体としては完全に綺麗になっていないので、あなたのしようとすることを邪魔する事があるわけです。

たとえば、歌手になりたいとしますね。

顕在意識の、つまり普通の意識下では、あなたはそれに向けて頑張って、オーディションに臨むとします。

でも潜在意識にネガティブが溜っていると、それがムクムク出てきて、脚を引っ張ります。

すごく準備して、完璧だったのに、いざオーディションの時に、声がうわずって出なくなったり、何かしら邪魔するわけですね。

バシャールさんが、以前よく言っていたことですけど。

皆さんは望みが叶わないというけど、宇宙は１００％、あなたの望みを叶えます、望んだことは１００％、今も叶っていますよ、あなたが苦しいのは、苦しい経験をすることを、あなたが望んでいるからですよ、みたいな。

バシャールの発言は時として衝撃的ですね。あっさり言うから、流しちゃった人もいるかもですが･･･。ええー！？　ヤダー！　そんなー！　と思った方もいるかもですね。

歌手になりたいって言ってるやないけー！　誰がオーディションで失敗したいなんて望むっちゅうねん！　アホか！（関西の方、エセ関西弁ですみません）

でも、バシャールの言う「あなた」とは、私たちの本質、魂ですね。

魂ではそうしたいというのです。オーディションで失敗したいわけです。

魂がそう望む理由は、あえて苦しいことを経験して、自分を磨きたい、というのもあるけど、多くがカルマバランスですね。

意識がネガティブを抱えているので、それを消したいからです。それは、大抵、潜在意識の方にあります。オーディションに臨む前の、漠然とした不安やプレッシャーも、潜在意識のネガティブが刺激されて湧き上がってるからです。

だから本当に完璧に準備しようと思ったら、「潜在意識のネガティブを消す」も、準備の中に入れないといけませんね。

何だかは思い出せないけど、あなたの足かせになってる記憶です。

今生とは限らないですよ。前世で、周りから、お前はダメだ、ダメだと言われ続けてきたとか、

あるいは逆に、お前はダメだ、ダメだと誰かに言い続けたとか。

光の皆様に、そんな人はいないでしょうか？　いえいえ絶対いないとも限りません。いるかもしれないですよ。その時は本気でそう思って言ったのかもしれないですしね。（前世いっぱいありますから、直近とは限りません。すごーく前の前世では、もっと悪いことしてるかもです。私も含めてですよ。人それぞれですが色んな経験をし、良いことも悪いこともしてるのです）

自分が酷いことを言う側だって、同じですよ。だって言うってことは、脳がその観念を形成して言葉にして発してるわけですから、言われる側より厄介です。言う方が、脳にはダメージとも言えるのです。

言ってる時は、そんなことは気づきません。でも、アーカイブには確実に格納されて、何かのきっかけで出てきて、その人の運命をネガティブへと引っ張るのです。

スピリチュアルからはかなり遠い人ですが、先日、作家志望で、アニメ会社に送った自分の作品が選ばれなかったのを逆恨みして、大量殺人を行った人がいましたね。

推察するに、多分、前世までの人生で何か狡いやりかたをしたとか、とにかくネガティブな行為で成功しているのでしょう。それは意識にしまいこまれます。

誰かに酷い事をされて苦悩し、ＰＴＳＤになる人も多くいますが、

誰かにした酷い事でも、人は自分自身に傷をつけるのです。いじめっ子は、苛めた事を忘れてしまう、とよく言いますが、スピリチュアル的には、それは嘘です。そんなことはありません。それが自分の中に刷り込まれ、湧き上がってくるまでのスパンが長いのです。やってしまった時点で周囲から叱られて反省したり、罰を受けた人はむしろ幸いです。それも、やったことに見合う報いの方がいいのです。それをしませんと、バランスを取るのは次の人生です。

その人生はかなり過酷となります。前世とは勝手が違い、人生がうまくいかず、つらくて仕方ないので、キレてさらにネガティブなことをしたりします。あの事件の人はそういう典型的なタイプと思われます。自殺の道連れに無差別殺人をする人も同様ですね。

そこまでしますと、もう次の人生があるかどうかって話になってきます。あってもいつになるか分からないですね。肉体を与えられることを許されないほどに悪いことをしますとね。ずーっと長い間、闇の世界でもがくことになります。何百年か何千年か、それはその程度によりますが･･

この「肉体を与えることを許す」も「許さない」も、その人の潜在意識に蓄積したネガティブ次第です。神様が許す許さないの話でもないのです。

ところで、潜在意識には、もちろん、ポジティブも蓄積されます。

けど、それはそれほど問題にされることはありませんよね。

顕在意識では認識してないけど、潜在意識にはポジティブ、つまりあなたが過去世でした良いことも刷り込まれていて、それが、今回の人生で花開いて、本人が特に望んでもないのに自然に成功したりします。気持ちがいいので、あまり問題にされませんね。

もちろん、それを享受することは、悪いことではありませんよ。

ただ、ポジティブだろうが、ネガティブだろうが、あなたが、過去世も含めた、過去の行いや、潜在意識のせいで、人生を左右されているなら、

それは、スピリチュアル的には、同じなのだ、ということは、覚えておいたほうがいいでしょう。

は？　どゆこと？　と思う方は、過去記事を読み直してみてください。「上がったり下がったりの」「因果応報の」人生から、脱却することが真のスピリチュアルです。

因果応報話をする宗教家や霊能者や占い師、沢山いますけど、それらの人々は、スピリチュアルじゃないとは、まあ、言いませんが、・・・当ブログはそういう、初級中の初級のスピリチュアルから脱却するのも、主眼にしております。

自分の人生を、自分の思い通りに。

何か良いことがあったときに、「善行を積んできたので、あなたにご褒美があったのですね」なんて話をするフェーズからの脱却です。

高度な域であればあるほど、あなたへのご褒美は、あなたが自分にもたらすものでなければなりません。

それを成したとき、それがどのくらいカタルシスに満ちているか、震えるほどに快感であるかを、あなたは知るでしょう。

あなたが、あなた自身の力を取り戻した瞬間だからです。

でも、ここでもう一度注意ですが、「分かる分かる、引き寄せね」とお思いなら、それが念力であってはいけないことを再確認してください。

スピリチュアルにおける引き寄せとは手放しです。前に書きましたね。力んで引き寄せる思いを発信するようでは念力です。スピリチュアル的には、念力はネガティブですよ。何度か書いてますが、紛らわしいので注意です。

あなたが、ごく自然体で、良いことをしたら良いことが返ってくる、という「良いことの享受」と

潜在意識の攻略という意味での、望みの成就は、

はっきりと切り分けたように起きることは少なく、まじりあって、自然に上位フェーズへ移行していきます。力みや念による引き寄せでは、このカタルシスは味わえないし、全く違うものです。

　そんなときでも、神への感謝がモノを言う

それが神様へのお願いではないことは前述しました。

神に祈る事はお願いではないけど、逆に、何も望まないことを推奨しているわけではないですよ。

神に祈る、感謝する、それは、神との波動的交流であり、同期です。それはそれ自体が、すでに成就です。

あなたが望むことを、あなたが叶える、と言いうるほどのあなたに成ることが、あなたを成熟させます。

そのために、潜在意識、つまりアーカイブを整理する必要があります。そこに格納されているネガティブを、すべて手放して消してしまいましょう。

上記の例で言えば、嫌な事があったとき、それをネガティブの湧き上がりと見ます。アーカイブファイルが開かれて出てきたのです。

フテ寝して忘れたり、飲んだくれて忘れても、アーカイブにまた入れ込んで、ふたをしてしまうだけですよね。

ですから、嫌な事があったら、まあ、飲んだくれてもいいですけど、無理やり意識の奥にしまい込まないで、

意識から追い出してしまいましょう、ということです。

嫌なことがあった、というのは、その嫌なことで、過去にしたネガティブを、清算した、プラマイゼロで、一個、借金を返したのです。

借金を返せた、ああよかった、と、感謝するのです。

この時に、神への感謝が、とても良い、手放しのよすがとなるのです。

自分で手放そう、手放そうと力むより、

神様、ありがとうございます。一つ消しました、と、感謝しつつ、神様に投げ出してしまう･･･そんな感じです。

それでもだめなら、寄越しとみて、寄越した相手に戻してしまいましょう。（こちらのメソッドはまた後日、補足説明することにします。）

そもそもは、嫌なことがあったその瞬間、すでにそれは消えています。嫌なことが起きた、は、すなわち、現れて消えた、なのです。

あなたがそれを再びつかんで、記憶の格納庫に戻してしまわない限りは。

さらに覚えておくべきは、この「嫌なこと」は、必ずしも、すべて現れる必要もないということです。

たとえば「世界平和の祈り」は、魂の善行だと申しましたね。

あなたの中に蓄積されたネガティブは、こうしたことでも、現れる前に消えてしまいます。

「祈ると雑念が湧き上がって困る」という方がいらっしゃるのですが、

それは、蓄積されたネガティブが、想念となって現れて──つまり想念だけで、実際に起きる事なく、消えていっているのです。

光の皆様、あなたは、抱えているネガティブのすべてを、人生の苦悩として、経験する必要はないのです。

あなたが、光の人として、祈りやマントラの生活に入ったということは、

これまでの、何百、何千、何万の過去世で蓄積したネガティブのうち、

あなたの今回の人生で、現れて手放す、という形で消さなければならないものは、ほんの一部である、

なぜならあなたは光の人として、人類に多大なる貢献をしはじめたのだから、

あなたのネガティブの大半は、その光の行いで相殺してしまえるのだということ、

それであっても、あなたは、無数の人生を生きて、ネガティブなことも沢山、潜在意識に格納し、時には刷り込みになるくらいに蓄積してしまっているので、

その一部はどうしても現れてきて、あなたに辛い思いをさせるかもしれないけど、

それはもう現れたことで消えたのでもあるから、手放しましょう、ということです。

達人になりますと、嫌なことが起きている、その瞬間、その最中に、ゆったり構えて、受け流してしまえます。

もちろん、その方が、綺麗に速やかに手放せます。手放し、手放しと、意識することすら、なくなっていくでしょう。

でも、大抵は、嫌なことが起きた瞬間は、あせったりムカついたりしますね。

そうしたら、なるべく早く気持ちを、手放しに切り替えてください。

あせったりムカついたりしていますと、それがプチネガティブになってしまい、１０手放せるはずだったのが、８どまりだった、みたいな感じで、効率が悪いですからね。

もちろん、ムカついたあまり、相手に嫌な態度をとったりしますと、手放しそのものがうまくいきません。

上記のような、キレて犯罪に走るなんてことはないと思いますが、あまり反発しない方が効率よく手放せますよ。

でも、ついつい、そうなったとしても、落ち込むことはないですよ。気を取り直して、次からうまくやればいいです。

手放しのメソッドは、ケースバイケースで色々な状況があるし、何より、祈りやマントラと違って、自分の意志やタイミングでするのは難しいですから、それが光の人を手こずらせると思います。

とにかく、これで消えるのだという明るい気持ちを持つことが大事です。

潜在意識からネガティブを消してゆきますと、つまり、アーカイブファイルを整理して、削除していきますと、顕在意識と、潜在意識が、意識という一つになってきて、

顕在意識でしようと思うことを、潜在意識が邪魔しなくなってまいります。

上記の歌手志望の例で言えば、顕在意識がオーディションにパスしたい！　と思っているとき、潜在意識は、パスしたくねー！　失敗したい！　だってそっちの方が楽だもん！　と思っているから落ちます。そっちの望みの方が強いってことですね。それは、カルマバランスを清算したいという、魂の望みでもあるからです。　

バシャールさんの言う通りです。「望みが叶う」のですね。

顕在意識がオーディションにパスしたい！　と望むとき、

潜在意識も、ウン、パスしたいっす！　と望めば

宇宙はあなたの望みを１００％叶えるのだから、その望みは叶うことになります。

そんなわけですから、潜在意識を、何か得体のしれないもののように怖がったり、神聖視したりする必要はありません。あなたの主体は顕在意識です。潜在意識に刷り込まれた負の記憶のアーカイブを消しましょう。そしてどちらもあなたの意識として統一させましょう。

聞き分けのない子供のような潜在意識を諭して、大人になる、そんな気持ちで臨んでまいりましょう。